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内容説明
人が本を読まなくなったという。それでいいのだろうかと怪しむ。――経済界随一の本読みである著者が、人生を豊かにする読書の魅力とその意義を、滋養に満ちた言葉で綴る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
14
経営者であるとともに読書家である福原さんの読書論です。ノウハウ的な本は読まずにやはり古典など考えさせる本をよく読まれています。読書に対する姿勢というものが書かれていて参考になります。2013/12/28
kubottar
9
オフィスに1000冊、ご自宅には2万冊の本があるという資生堂名誉会長福原義春氏の本。本を能動的に読む為には、数千年という時代のフィルターにさらされて生き残った古典を積極的に読まなければならない。ガリア戦記、一度挫折したけどまた読んでみるかな2012/03/22
サラダ
7
著者は資生堂名誉会長です。「私という人間は今まで読んだ本を編集してでき上がっているのかもしれない」が記憶に残りました。紹介されていた本は挫折しそうな(挫折した)ものが多かったですが、その中で、人生の真理が書かれていると解説されていた「ご冗談でしょう、ファインマンさん」、「悪童日記」の2冊を読んでみようと思います。2018/09/20
coldsurgeon
7
なぜ読書が好きなのかが、改めてわかったような気になる書である。自分自身が、いままでに読んだ本により編まれていると認識できる。本を読むことにより教養が得られるが、それは見せびらかすものではなく、人間の本質に迫ろうとしているその人の姿勢を示すことになる。本を読むことは情報を得ることではなく、類推する力を身につけ、情報を編集できるようになる。本離れにより、表現ができない日本人が増えることに対する危機意識は、今の働き人には薄いのだと思う。読みたい本に出合うことが難しくなっているので、さらに本離れを誘導するかも。2017/09/09
ともこ
7
書店で装丁や帯に惹かれ手にしたものの、期待に反し途中で投げ出したくなる本がいかに多いことか。最近、しばしば著者と同じ思いをします。「人がいかに生き、死と向かい合ったかを学ぶ」それを知ることができるのは、今なお生き残っている古典の力が大きいとも。先人の遺産ともいえる古典、現代の世相をうかがえる話題の書物、両輪の読書を心掛けたいと思いました。やなせたかしさんの「アンパンマンのマーチ」の引用はまさに的を射ています。「なんのために生まれてなにをして生きるのか」それを探る手掛かりとして読書を続けたいです。2017/02/22




