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内容説明
『女性の品格』から3年。女性の永遠のテーマ「幸せ」について語る。結婚、家庭、仕事--。望む人生を築くには「幸せになるための作法」が必要です。幸福になりたいなら、幸運を望んではいけない。幸福は自分で、少しずつ作り上げるもの。幸福を考えるときに忘れてはならないのは、「幸福とは非常に主観的なものだ」ということ、そしてもうひとつ、「幸運」と「幸福」を勘違いしてはいけないということです。パートナー、仕事、家庭、充実した毎日。こうした幸福を掴み、自分の足で人生を歩くために?? すべての女性の贈る「幸せ」へのアドバイス。
目次
1 人生の作法―幸せを自分で築き上げるために(「結婚と仕事」で迷ったとき;仕事とは何かを考える;仕事に向かう姿勢を整える)
2 日常の作法―気持ちよく働くために(職場で心がけたいこと;職場のタブー;職場での「立ち位置」の作法)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えみ
47
幸運と幸福を勘違いしてはいけない。ハッと目覚めさせられる言葉に俄然読む気が出る。どんな幸せの作法を教えてくれるのか、期待しながらページを捲った。まず印象に残ったのは「職場」や「仕事」から考える女性の幸せ。やはり働く者にとって人生の大半を過ごすことになる場所、関わる人は職場関係であるから、ここで精神を乱されると不幸まっしぐら。職場での心構え、仕事に対する姿勢、当たり前だけど見えなかったこと、見てこなかったもの等を紹介してくれる。人間卒なく暮らすにはコツがいる。そのコツさえ掴めれば幸せもおのずと手に入る。2025/02/15
馨
17
『女性の品格』の著者の方です。 読み終えた時に、本当に私が今、こうして正社員で毎月お給料がもらえてる状況がどんだけ恵まれてることであって、ありがたいものであるかをもっと考えながら、仕事せなイカンと思っちゃいました。今のキモチは、今後もずーっと忘れんようにしようと・・・いつも思います。しかしながら・・・・いつも、そん時だけで。。。 悪い癖です。
ユーユーテイン
16
女性は職場で「〜なの?」「〜したのよ」「〜よね」という女性言葉を使い、「丁寧語」が使われなくなるーという細かくて鋭い指摘に興味を持ち、読んだ。本書には「普通の会社員として」長く働き続ける知恵が書かれている。中でも私が共感したのは「無理をしない(=自分の力以上の仕事を引き受けない)」ということだ。無理をしないから安定し、安定するから無理をしなくてすむ、という良循環を作ることが長く続けるためには不可欠だ。読みやすいので、働きたい女性(特に学生さん)は、ぜひ読むといいと思う。働いている人にも役立つと思う。2014/05/22
ばちゃ
11
やはり生きていく上で、基本は大切でおろそかにしてはいけない。たおやかで、気配りに満ちた女性になりたい。ふつうに働いていくことが一番難しい。確かにそうだろう。私は残念ながら正社員のレールは降りてしまった。しがみつくべきだったかな。これから社会人になる女性や若い女性に是非読んでもらいたい。2019/09/05
ななつのこ
7
新卒で社会人デビューする頃に読みたかった内容。女性が長く働き続けるための心構えが参考になる。第1章「結婚と仕事で迷ったとき」は、私はここで選択を間違えたんだなと後悔したけれど、後悔よりも反省を生かし、これから先の立ち振る舞いなど気をつけていきたいと思った。2015/08/22