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内容説明
「グローバル化」と「伝統重視」という相反する二つの流れの中で大転換期を迎える国語教育は、無意識のうちに「日本」という感性を押し付ける教育装置になってはいないか? 「古き良き日本」ばかりが描かれる小中学校の教科書をテクスト分析することで、書かれた言葉の裏に隠されたメッセージを読み解く。
目次
第1章 「日本」という内面の共同体(「日本」という枠組から見えるもの 「日本」はどのように姿を見せるか 空疎な「日本」/ねじれる「日本」)
第2章 自然を内面化すること―小学国語(動物は「他者」だろうか 小学国語にこそ哲学がある)
第3章 家族的親和性を内面化すること―中学国語(「似ている」ことを教える バラエティーがある小説群)
第4章 『国語教科書の思想』その後(なぜ「国語教育」は「道徳教育」だと言い続けるのか 自由に読むことと「気持ち」を問うこと)



