講談社ノベルス<br> 狩眼

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講談社ノベルス
狩眼

  • 著者名:福田栄一【著】
  • 価格 ¥935(本体¥850)
  • 特価 ¥467(本体¥425)
  • 講談社(2011/10発売)
  • 初夏を満喫!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン (~5/18)
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  • ISBN:9784061826496

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内容説明

多摩川河川敷で、野田という医師の両眼が刳り抜かれた死体が発見された。事件から2週間経っても、所轄の南多摩署の刑事課は有力な情報も得られず、捜査は行き詰まる。そんな中、若手刑事の伊瀬は上司の水野から、突如別の任務を与えられた。それは、警視庁本部からきた戸垣巡査部長と組んだ、独自の“調査”だった!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

むつぞー

5
一匹狼の刑事と若手刑事が追う連続殺人犯。 なんというか2時間サスペンス的な安定感がある作品だと思います。(ほめてます) 設定は定番的ではあっても、中身はとても良質です。 この手のものだとコンビの他はかなり放って置かれがちになるのですが、しっかり警察も捜査しているのが見えますし、若手刑事の戸惑う感じや、また人嫌いな戸垣のその事情といった心情も良かったですしね。 そしてミステリ的にも良くできてると思います。 2009/10/14

しんちゃん

4
著者はユーモア・パズラーの書き手だ。それが今回は真っ向から刑事小説に取り組んだというのが本書。やられました。少し読後感は悪いですが安心して読めると思います。ただ、刑事ものに重厚さを求める方には軽いかもしれません。でも、おっと驚く仕掛けは中々のものがあり、意外性も楽しめる作品でした。まだまだ名前の知られていない作家ですが、一読者はずっと注目しています。これからも読み続けたい作家だと、追いかけていきたい作家だと思っています。大きくなあれ。大好きな作家です。2009/10/23

たこやき

4
著者の言葉で「王道」という言葉が連呼されるように、非常に手堅い印象。ただ、一匹狼的な刑事の独走という形を作るのなら、もう少し、捜査本部との対立とかを前面に押し出しても良かったかな、と思う。主人公の伊瀬には、溜まったものじゃなくなるだろうけど(笑) でも、しっかりとまとまっている佳作ではあると思う。2009/10/14

こたちゅう

3
作者の「メメントモリ」が面白かったので読んだ。私はミステリーを大量に読む方ではないが、今作はオーソドックスと感じた。でも分かりやすく、サクサクと読めたということは、それだけ小説としてよくかけているということか。いい小説だけどこれだけ新刊書が出ている中で、敢えて本作を読む(たどり着く)人がどれだけいるか心配してしまう。アマゾンと比べこちらでのコメント・感想が多いのが最大の発見。2010/01/09

べる

2
終盤までは単調な捜査の過程がやや冗長に感じたのだが、連続殺人の犯人が明らかにされてからの展開は緊迫感があってなかなか良かった。『監禁』とはまた違ったテイストだったが、こちらはこちらで楽しめた。2009/10/28

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