内容説明
CFディレクターの流葉爽太郎は、ロスを訪れていた。13年前、恋人の里美を亡くした街。そこでふいに出会ったのが、里美の面影を持つ日系五世の大学生・レイだった。彼女が撮った一枚の写真が、思わぬトラブルを招いていた。爽太郎は、彼女を救うため、ロスの街を疾る! 次第に近づく二人の心は、いつか重なるのか? ほろ苦く心に沁みる大人のラブ・ストーリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しのぶ
37
昔コバルトで読んだ事のある作家さん。見かけて拝読。シリーズ物のようだが単巻でも大丈夫。内容は主人公爽太郎が事件に巻き込まれるがチートで都合良く行き過ぎる位に解決。シリーズ前作で因縁の復讐相手とも決着。ああ何か懐かしい文体。文節でバシバシ切ってくる。読み易いのでサラサラ読み終わる。爽太郎は、苦笑い。2018/09/21
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5
初版2009年。昔の彼女そっくりの女性と出会い。昔の記憶を思い出しながら、二人を重ね、ほっておけなくなる。似ているといってもやっぱり、その二人は別人だから・・・気持ちが複雑になります。今回の小説の舞台はロサンゼルス。ある事件に関わってしまい、事件が事件だけにスリル満点でした。2013/12/22
Hitoshi
3
スパッと竹を割ったような性格の主人公に、惹きつけられます。2009/09/20
kiwako
3
流葉さん相変わらず男前ですね( ̄ー+ ̄)ニヤリ2009/09/12
Fukushima Miho
2
何年ぶりの喜多嶋さんだろう。 変わらない文体でさーっと気持ちよく読めたなぁ。2014/01/11