内容説明
誰でも、生きている以上、何がしかの「人生の重荷」を背負っている。それぞれが、百者百様の悩みの中で生きている。この、「人生の重荷」に対する、心の持ち方一つで、その人の人生は全く変わる。重荷をマイナスに考える人は、さらに重い重荷となるだろう。プラスに考えられる人は、本当は重大な重荷でも、軽く背負って生きていけるだろう。本書では、この、「人生の重荷」に対する心の持ち方を、人気の心理学者がわかりやすくアドバイスする。つらいときに座右において、何気なく読むと、心が軽くなる一冊である。
目次
第1章 重荷に苦しむ人は、幸せへの道を歩んでいる(「心のゆとり」がなくては、他人を思いやれない;苦しさに耐えぬいた時に残る神のプレゼント ほか)
第2章 自分が背負うべき重荷と正面から向き合う(人を愛する人は、強い;人生は人間関係で決まる ほか)
第3章 重荷につぶされない智恵と勇気(悲劇の結末を選ばないために、“今の地獄”を選ぶ;修羅場を避けていたら、幸せな未来はやってこない ほか)
第4章 重荷を積極的に受けとめてこそ自信は生まれる(「弱さ」がある人は、ずるい人から付け込まれる;相手を恨んでいては自信は生まれない ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みさお
1
ストレートで厳しい言葉の数々、だけど真実だよなぁと思いながら読了。うつ病や燃え尽きた人には弱さがある、と何処までも手厳しい。特に凹んでるときは読まないほうが良いかも。殊更悩むことなく生きてる人にとっては、何一つどうってこと無い当たり前のことが書かれた本だと思う。 アダルトチルドレンに対するフォローや救いがほしいが、一切甘やかさないのがタイゾウ節なのだろう。ほんわかした表紙とは裏腹に、劇薬みたいな内容だった。これでは余りにも辛いので、別の本で軽く口直ししたい。2023/10/07
ひろ
0
加藤先生40のヒントシリーズの一冊。実は他の本との繋がりが多い。2012/11/10
まいける
0
人生の重荷を背負うことがその人に自信を与え、結果的に幸せをもたらす。重荷から逃げると、自分が何か大きなものから切り離されて生きているという不安に悩まされる。という趣旨の内容。なるほど自分の生き方を反省。重荷から逃げて楽しよう楽しようと甘い考えでいたので、人間的に深みがなかったのかなあ。と人生を変えようと思い至らせていただいた今日この頃。2010/03/06
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