内容説明
「琵琶湖の水を守る会」の会長が、自宅で何者かに殺された。容疑がかかった未亡人を救ってほしいと友人から頼まれた浅見光彦は、急遽琵琶湖に向かう。そこで光彦を待っていたものは、汚染された琵琶湖の無惨な姿と、環境問題に揺れる地元の確執だった。続けて起こる殺人事件の背後に巨大な悪の影を見た光彦は果敢に敵に向かって行くが!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
十六夜(いざよい)
14
ドラマで見たような展開で、早い段階で犯人の予測も出来るのだが、お約束の「素性を調べろ→失礼しました〜」もあり、楽しく読み終えました。2018/12/07
そうたそ
6
★★★☆☆
まり
5
図書館本。ドラマでも見た話、でも私が見たドラマとは結構、違っててビックリ。今までのは原作からそんなにそれてることはなかったから。ちょっとずつ、いろんな所に無理がありつつも何とか終了。複雑なのか混乱なのか…今回ちょっと微妙だったかな…。2022/12/07
涼
1
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2009/09/post-9bfc.html2017/03/24
ペケコ
1
★☆☆☆☆ ::: 琵琶湖近辺の開発がもたらした環境汚染という社会派なテーマであり、旅情さの欠片もない作品。琵琶湖は汚いだの、臭いだのと散々な書かれよう。これではガイドブック的な要素も兼ね備えているトラベル・ミステリにはなりようがない。(笑)ミステリにしても、フーダニット、ホワイダニット、ハウダニットの全てが練りが足りず、浅見ちゃんの思いつきで片付く程度の浅さ。事件は解決しても、以前として琵琶湖は汚いままで終わっている点も残念。2009/09/18