中公文庫<br> 奇妙な被告 松本清張傑作短篇選

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中公文庫
奇妙な被告 松本清張傑作短篇選

  • 著者名:松本清張【著】
  • 価格 ¥733(本体¥667)
  • 中央公論新社(2012/11発売)
  • 輝く夏空!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~7/12)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784122051911

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内容説明

清張の精髄たる短篇のなかから、文庫未収録の作品を集めた決定版。事件捜査の不確定性を追求した「奇妙な被告」、歴史史料を繙く「相模国愛甲郡中津村」ほか、珠玉の現代短篇計五篇。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ehirano1

84
表題作について。事件を題材にした「ヒトの弱さvs.司法」についての内容だったように思いました(この二項対立はかなり無理があるように思いましたが、むしろだからこそ小説になるのでしょうね)。犯罪の有無や犯人は誰?とかもう飛び越えちゃってるのが印象的でした。2026/06/29

ソーダポップ

28
「奇妙な被告」刑事に自白を強要され、それに合わせてしまった男の話し。殺害に至る具体的な物語に仕上げていく、刑事の様子が巧みに描かれている。しかし、その自白は公判で翻ることから、刑事の詰めの甘さもあって無罪。しかし、それも大いに疑問がある事が、後半で語られる。他、日中中宮祠事件など4編。偉大なストリーテラーの名編についてあれこれ推理して勝手な感想を綴ってみたくなる。そのこころは、ひたすらの脱帽であり、敬愛でありました。2024/05/11

シュラフ

22
「日光中宮祠事件」「奇妙な被告」「相模国愛甲郡中津村」「恩誼の紐」「葡萄唐草文様の刺繍」の5作品。松本清張の作品の魅力はいろいろあるのだが、現在ではタブーとなってしまって口に出すことも文章に出すこともできない昭和の時代の実相がそのまま書かれているのを読むことである。表題作ではないのだが、「日光中宮祠事件」などはまさにそうだろう。その内容についてはここでは書くことはできない・・・。それにしてもこの1冊だけでも相変わらず多くの人が殺されてしまいました。毎度のごとく松本清張さんはたんたんと人を殺しています。2015/04/28

yabuhibi89

13
図書館蔵書。短編集。「日光中宮祠事件」一番印象に残りました。2023/08/06

豆茶

11
みうらじゅんさんによるファンブック「清張地獄八景」にて興味を持ち、図書館本。明治の藤田組贋札事件を題材にした歴史ミステリと思いきや、ラストで三角蹴りを見舞われる「相模国愛甲郡中津村」、МJ的鑑賞ポイント『見とるぞ、見とるぞ』『因果応報』の「恩誼の紐」(『崖」が出てくると、テンション上がる~)、妻と外国旅行中にこっそり愛人への土産でお高いテーブルクロスを買った(押したが最後の『清張ボタン』!)が為にえらい事になる「葡萄唐草文様の刺繍」が面白かった。いや~、悪いことはするもんじゃないですよ、天網恢恢!2019/10/26

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