内容説明
農家、農業、農村という“農ある世界”を主たる対象として、さまざまな事業や活動を展開するのが農業協同組合とそのグループ。課題多きこの世界とこの組織のあるべき方向を、「非敗（敗北ハアラズ）の思想」に立脚して展望する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くま
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上手く回ればこれだけ良い組織形態はないと思うけど、悲しいかな弊害ばかりが出てきてしまい、勿体無いというところ。どこの組織でも同じだけども、理念、リーダーシップ、縦横組織事業間の風通し、働く人個々のやる気、目的の共有というのはすごく大事。小松先生は実際お話を聞いた時もそうだったけど、本を通してもすごく熱意の伝わってくる。多くの人がやらないといけないと頭では分かっているけど、なぜかできていないことをいろいろ書いてあって、痒い所に手が届く感じの本です。2012/08/11
