教科書に書かれなかった戦争 歴史教育と歴史学の協働をめざして : ゆれる境界・国家・地域にどう向きあうか

著者名：森田武【監修】/坂井俊樹【著】/浪川健治【著】

梨の木舎（2014/07発売）

• ISBN：9784816609084

内容説明

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歴史教育の実践者である教師と歴史研究家との対話=「協働」の試み。今日の歴史教育を取り巻く状況をとらえ、ゆれる「境界・国家・地域」という視点から見つめなおす。

目次

序章　歴史教育と歴史学の協働をめぐる課題―教育という視点から
第１章　境界と領域の歴史像
第２章　地域　営みの場の広がりと人間
第３章　交流のなかの東アジアと日本
第４章　現代社会と歴史理解
終章　模索される時代像の形成―歴史教育と歴史学の協働ということ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[kozawa]

テーマ設定はあくまで例としよう。マクロに通史をやっただけでは見えてこないものを考えさせる授業は、適切かは議論の余地もあろうが自分なら受けてみたかったとは思う。貴重な試み。歴史をマクロで見た時とミクロで見た時の違いとその関係の複雑さよ

2009/11/24