幻冬舎文庫<br> 風の盆幻想

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幻冬舎文庫
風の盆幻想

  • 著者名:内田康夫【著】
  • 価格 ¥627(本体¥570)
  • 幻冬舎(2016/02発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344413368

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内容説明

富山県八尾で老舗旅館の若旦那が謎の死を遂げた。自殺で終わらせようとする警察に疑問を感じた浅見光彦と軽井沢のセンセは、胡弓の音色響く風の盆祭りのなか、調査に乗りだす。八尾、飛騨高山、神岡を辿るうちに見えてきた「おわら」をめぐる対立に引き裂かれた恋人たちの過去――。哀切な調べにのって浅見光彦の推理が冴える傑作長編ミステリ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あつひめ

59
おわらぶし…本物を観てみたくなるような描写。歌詞、そして、振りの所作には指の先までも愛しいビームが出ているような…その切なさと、今回の事の起こりが重なっていく。浅見シリーズのよいところは、実際に行くことはできなくても、物語の中でバーチャル旅行を楽しめると言うことだ。展開は似たようになっても、舞台になった場所の観光をしているような気になるから、倍楽しめる。浅見さんと内田さんの掛け合いのような会話は、本人を登場させる上で三枚目に徹したのかなぁ…とも思う。次は、どこにバーチャル旅をしに行こうか。2014/12/06

roomy

25
おわら 踊りは言葉で説明されてもわからな〜い。浅見シリーズはいろいろと旅したい場所を増やしてくれていいようなわるいような。混雑は嫌だけどぜひ本物をみたい。2016/02/05

ドナルド@灯れ松明の火

16
浅見光彦シリーズ。おわら風の盆をテーマとした事件だが、作家である内田氏が登場し浅見と一緒に謎解きを行う。観光客を呼びたい町とおわらの踊りを伝承する気持ちのはざまで揺れる町で起きた事件は、踊りと同様哀切を伴うものだった。本作では内田氏と浅見のボケと突っ込みが目立ち、今後はコメディ推理路線に走っていくのかと読んでてやや懸念した。2014/05/30

sarie

10
光彦シリーズ97弾。今回は富山のおわらの風の盆がテーマの物語で、軽井沢の先生も共演している作品。 先生との軽妙な会話も面白く(二人の会話は全体的に軽くなりすぎるところもありますが笑)安定した面白さでした。2016/03/13

キッチンタイマー

7
ダメだ、眠い。2017/08/17

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