田母神流ブレない生き方

著者名：田母神俊雄【著】

主婦と生活社（2012/07発売）

• ISBN：9784391138023

内容説明

このまま子どもや孫の代まで、負の遺産を継がせていいはずがない。日本が、今よりいい日本になってほしいと願うことは、日本人ならもってあたりまえの願いである。そのためには、やはり指導者、特に総理大臣は高い志を持つべきだ。トップの人間が高い志を持てば、それが大臣や政府の役人に影響する。そして、国民に影響していく。まずはトップの人間から変わっていかなければならない。歴史教育の目的は国民に自信と誇りを持たせることである。戦後、アメリカ占領軍によって作られた「日本は侵略国家である」という歴史教育を続けていたら、日本はダメになってしまう。外国に頭を下げるだけの「事なかれ主義」の人間だらけになってしまう。自分の国は悪い国だと教えている国は日本しかない。白人国家はもっと悪いことをしてきたにもかかわらず、自分の国はすばらしい国だと教えている。それはなぜかと言うと、自分の国が悪い国だと思って育った人間は、決して自国のために働かないからである。本書では、歴史認識だけではなく、私の半生を振り返りながら、教育問題やリーダー論、政治家の資質など、「ブレない」というテーマを軸に述べていきたいと思う。世間の私に対する注目がいつまで続くかわからないが、注目されている間に、私がいろいろなところで訴えていくことで、日本の歴史認識の転換点になるのではないかと思っている。今後も、このような書籍や公演を通じて、多くのみなさんに訴えていきたい。私の力の及ぶ限り頑張っていきたい。それもこれも、明るい日本の未来のためである（プロローグより）

目次

プロローグ　今、日本に求められる「ブレない生き方」
第１章　ブレない教育―子どもの教育は「強制」からはじめろ！
第２章　ブレないリーダー論―上に立つ人間は自己保身に走るな！
第３章　ブレない歴史観―日本の伝統と誇りを取り戻せ！
第４章　ブレない政治―軍事力をバックに外交での発言力を強化せよ！
エピローグ　若者よ、志は高く、熱く燃えよ！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Willie the Wildcat]

確かにブレていない。教育、リーダー、歴史観、政治。日本、日本人の心の拠り所とは何か？今一度原点を見つめなおす必要がある。事実に基づく正しい歴史認識も必須！国家観と一貫性の欠落が課題なのかなぁ・・・。ただ、それにしても熱いなぁ・・・。熱すぎて、時に若干論点が極端すぎる気もする。特に歴史観・・・。（汗）何事も”ある程度”のバランス感が肝要。（偉そうにすみません・・・。）あっ、だからブレてないのか・・・。（笑）

2012/06/17

[たかひー]

★★★　もう10年前の出来事なのか。時がたつのは早いなぁ。他の著書と似たような内容であり、新鮮さは少なめ。

2019/07/21

[ｙaｖℹ︎]

元航空幕僚長・田母神俊雄氏による小気味良い展開。教育について。「子どもはお互いに競い合うことで，自分を高めようとするものだ」「教育で大切な「守破離」の精神が，立派な人間を育てる」というのは，まさにその通り。 リーダー論もうなずけるもの。 「仕事の極意は，タモちゃんの「80対20の法則」に尽きる」 歴史観，政治についても小気味良い。「政治家もマスコミも，事なかれ主義ではなく，国益を守ることを第一に考えるべきだ」

2012/08/06

[Katsuaki Mori]

2013/11/13-2013/11/18

2013/11/18

[ともあきほ]

田母神氏の言っていることも一理あると思う、ただ相当な自信家でプライドも高い人だと読んでいて感じる

2010/08/10