内容説明
誰も知らなかった鉄道の驚きと不思議を紙上(試乗)体験!鉄道マニアやファンであっても、普段なかなか体験できない鉄道訓練、作業・工事、イベントの様子を、鉄道をこよなく愛す推理作家・野村正樹氏が徹底取材。
※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、予めご了承ください。試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
目次
0番線 電車と、私と、民営鉄道―こうして“トリビア鉄道”が開通した
1番線 真夜中の不思議発見!―誰も知らない鉄路のトリビア(京王電鉄 新造車両の輸送・入線作業(井の頭線)
小田急電鉄 保線作業の現場体験
東急電鉄 「地下化切り替え工事」体験(目黒線))
2番線 安全輸送の黒子たち―引込線のレールの先には何がある?(西武鉄道 鉄道車両の全般検査(武蔵丘車両検修場)
京浜急行電鉄 鉄道事故復旧訓練(京急ファインテック久里浜事業所):東京メトロ 「異常時総合想定訓練」体験(有楽町線))
3番線 鉄道ファンの夢の場所―車両と遊び、線路を歩く至福(小湊鐵道 気動車の運転・車掌体験 三岐鉄道 人の集まる駅づくり(三岐線)
阪神電鉄 阪神なんば線延伸工事)
4番線 愛される鉄路をめざして―地域に根ざした魅惑のイベント(遠州鉄道 「電車教室」体験 上信電鉄 “走る”電車シンポジウム 一畑電車 出雲路の旅の風情を大満喫(お座敷車両と名物駅舎)
津軽鉄道 ふるさとの景色に出会う(走れメロス号))
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
手押し戦車
11
普段当たり前のように動いてる電車も実は影で多くの人が関わっている。駅に着く時間の正確さは管制塔が緻密な計算に基づき他社との連携がうまく行くように調節したり事故などの延滞の後の時間のズレを調節し後の電車は正確の時刻に走れるようにする。鉄道は機械化されたシステムで人と機械が融合され最後は人に手作業や知恵と蓄積されたノウハウが融合しチームワークで自働化し始めて安全や正確な運行ができる。保線も終電の後に昼に検査列車を走らせ不具合を見つけ夜に補修する。現場で日々、無駄を省く改善の積み重ねがインフラを支えている2014/10/08