講談社現代新書<br> 落語論

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講談社現代新書
落語論

  • 著者名:堀井憲一郎【著】
  • 価格 ¥737(本体¥670)
  • 講談社(2013/11発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062880077

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内容説明

ファン待望、ホリイの落語入門がついにお目見え! なぜ同じ噺を繰り返し聞いても飽きないのか。うまい噺家はどこがどうすごいのか。当代一、落語会・寄席に通い、噺家すら恐れる著者だから書けた渾身の落語論。(講談社現代新書)

目次

第1部 本質論(ライブとしてのみ存在する 意味の呪縛を解く 落語はペテンである ほか)
第2部 技術論(落語は歌である 音の出し方のポイント 「間」が意味するところ ほか)
第3部 観客論(好き嫌いからしか語れない 落語の多様性 嫉妬という名の原動力 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

31
落語の色々な間の取り方とかブレスとかが一つでも違えば台無しになる緊張感とかライブ感が大事だと言うことがよくわかった。2011/07/18

まちこ

24
【電子書籍】・・・・ドロップアウトです。理屈をこねくりまわさなくったって落語は面白い。『論』なんて本を読もうと思った私が馬鹿でした。2016/06/02

Kazuo Ebihara

6
人気コラムニストでもある著者は、 毎年300席以上、寄席や落語会に足を運んでいる。 落語とはライブのものである。 場。客。演者。 そのどの要素が落ちても落語は成立しない。 言語は落語の一部にすぎない。 落語の本質は、 落語家が発する"気"にあると断じた。 同世代の著者による現代落語の本質論、技術論、観客論。 なるほど、納得です。 落語だけに、いつもの駄洒落落ちは、 「よせ」って。 2016/03/28

kokada_jnet

6
今までにない、結構画期的な落語論。玉木正之や蓮実重彦が80年代に提唱した野球論に近いかも。名フレーズ多々で、この本自体が落語のように楽しく読める。2009/12/20

inokori

6
落語は都市の地域芸能(「落語は土地に縛りつけられたものなのだ」(p.54))で基本的に東京・大阪(+京都)までのもので,成立してこのかた近代的な価値観とは別モノの世界を生きている,とここまではっきり言い切ったものはこれまでなかなか見なかった.この芸の性格から高座でのライブを聴くのでなければ意味がないというのも分かるが,都市生活者にここまで言い切られちゃうと,田舎者の立場はないわけで….文章にかなり頻繁に出る世界史ネタはちっとも笑えなかった,とだけ反撃しておく.2009/08/03

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