井深大がめざしたソニーの社会貢献

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井深大がめざしたソニーの社会貢献

  • 著者名:宮本喜一
  • 価格 ¥1,430(本体¥1,300)
  • ワック(2011/08発売)
  • 5/5はこどもの日!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~5/6)
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  • ISBN:9784898311325

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内容説明

井深大といえばソニー、ソニーといえばテープレコーダー、トランジスタラジオ、家庭用VTRベータマックス、
そして「ウォークマン」などなど、時代の最先端を行く製品を創造してきた。
だから、ソニーの生みの親である井深大が“経営者”として、また“開拓者”として高く評価されているのは当然のことだ。
しかし、井深の“開拓者”には、これとは違った一面がある。
それは、企業というのは、「本来的に世のため人のためにある」という哲学をいち早く実践した“開拓者”という側面だ。
昨今、企業の社会的責任(CSR)が世の常識になってきたが、本書は、井深大が世のため人のために、
何を考え、何を実行し、そして、何をめざしていたのかを検証することによって、世界のソニーの原点を探ったものである。

目次

第1章 井深大とソニーの原点(「何をするにしても、日本の再建につながる仕事を」 “テクノロジーの開拓者”と“社会を見つめる経営者”のふたつの顔 ほか)
第2章 「盛田君、テープレコーダーで稼がせてもらった学校に恩返しをしよう」(「謹告」と大書された新聞朝刊の全面広告 戦後の企業の中でも先駆的な決断 ほか)
第3章 ソニー・太陽株式会社の誕生、そして希望の家(ある夏の日のソニー本社応接室 「リハビリテーションとは、“納税者”をつくること」 ほか)
第4章 発展進化していく井深大の「社会貢献活動」(ソニー教育振興財団の設立 井深の視野は、理科教育から教育全般に広がる ほか)
第5章 今こそ問われる企業の社会的責任とは何か(井深同様、本田も“世のため人のため”を常に忘れなかった ホンダ安全運転普及本部 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

keiko

0
誰もが何らかの製品を手に取ったことがある会社の創業者さんは、いろいろな分野でゼロを1にした人だったと思う。 常に次の世代、子どもたち、理科学研究、教育者、社会的に弱い人へ還元することを惜しまなかった。あまり語られてこなかったソニーの今の言葉で「CSR」を掘り下げ、井深さんの芯が垣間見える本。障害児の親ごさん、福祉企業家さんにオススメ。2016/05/12

Ryu_SLAP

0
井深大という人について深く知ることができるかというとそうでもなく、かといって現在のソニーが行っている社会貢献事業を詳しく知ることができるわけでもなく、少し中途半端な内容だと感じました。ここで書かれている社会貢献の手法は結局のところお金を投下するだけの前世紀的な解決策に見えてしまいます。以前ジョン・ウッドの本を読んだ自分からすると、単にイイ話でまとめるのではなくて、現在のソニーだからこそできる効果的な社会貢献の有り様を前向きに問題提起してほしかったです。2010/12/03

miho

0
汐留のフリーペーパーラックに積んであった。本が何故ここに?何故いまソニー?何故今更社会貢献?と疑問だらけで思わず持ってきてしまった。しかし中身は新しさも面白さも何もない。あ、だからこそあそこに置くしかなかったか…2009/12/06

white_kiino

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世のため人のためってフレーズで行動した井深大や本田宗一郎が戦後の日本復興の一役を担ったのかなぁと思った。企業の公害が問題になるような時代から、社会貢献の活動をしていてすごいと思った。創業者は色々なことを考えているのだなぁ。2020/03/06

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