内容説明
二年前、オーナーシェフとして念願のレストランを開いたララだが、共同経営者に店の金を持ち逃げされ、現在は資金難に陥っている。思いあまって富豪の継父に話すと、助けると約束してくれた。ところが、その直後、母と継父は交通事故で亡くなってしまう。遺言の内容を聞くために、ララは弁護士事務所に出向いた。巨額の遺産は、継父の息子ウルフとララに譲渡されるものの、検認がすむまでは遺産を使うことはできない。ララは同席したウルフに一時的な資金援助を申し入れた。十代のとき夢中になり、あげく冷たくあしらわれた男性だ。彼の返事に、ララの顔から血の気が引いていった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
糸車
25
再読。表紙の男性がいただけない(笑)。竹内力似だと他の方が感想に書いてらして吹いた。割と穏やかなお話なので読みやすくてお気に入り。2018/02/17
糸車
21
再読。他の方の感想に書いてあったんだけど、ヘレンさんのヒーローにお子ちゃまはいない、ってすごく納得しちゃう。割と地味な展開でも好きなお話。2017/10/22
mao
18
相変わらず、ヘレンビアンチンのヒーローは洗練されていてクールで大人だなぁ。口数少なくて、有無を言わさずに決めてっちゃうけど、全部ヒロインのためでしょう。こういう傲慢さは、大歓迎でございます！ヒロインの方は、災難続きで疲れきってるんでいつもよりは頑固度が低くて良かった。だんだん元気になるにつれて、頑固さも戻ってきてたけど…。ヒーローはエスパーなの？あと、表紙の小太りな男性がいただけねぇです（´-`）.｡oO妄想の邪魔でしかないわい。2017/03/28
Nami
17
面白かった♪ヘレンビアンチン先生のヒーローって良いよね〜(//∇//)❤️義兄妹のお話し読むと毎回思うけど、私もイケメンの洗練された義兄欲し〜‼︎そして義妹である私にメロメロぞっこんてね...(*/∀＼*)ｲﾔﾝ←妄想暴走中(笑) まっでも、うちの母じゃ無理か...(￣∇￣)←酷い娘...でも事実(｡-∀-)ﾆﾋ♪2017/07/24
糸車
12
ヒロイン母が財産目当てで父と再婚したと思っていたヒーローは二人の死後、それが誤解と知った。ヒロインが義父の援助なしに自立しようと努力していたのも認めているし、結婚はふたりにとって都合がいいとか言いながら一気に保護モードに入るヒーローのまめさは好ましい。結婚後も忙しいのにきちんとメッセージを残したり帰るコールをしたり。ヒロインを脅かすものに対して毅然と対応していて頼もしい。最初からヒーローに恋していたヒロインの心の揺れにも胸がキュン。悪いヤツもちゃんと落とし前をつけてあるし、誠実なカップルのお話はいいな。2014/06/11
