デジタルコンテンツをめぐる現状報告 出版コンテンツ研究会報告2009

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デジタルコンテンツをめぐる現状報告 出版コンテンツ研究会報告2009

  • ISBN:9784780801286

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内容説明

本が売れない。1996年にピークを迎えた出版物の総売上は、2008年にはその4分の3程度にまで落ち込んだ。
一方で、インターネットの利用者数は90年代後半の約8倍近くまで増加し、コンテンツの需要はますます増している。
そのような状況の中で、情報学研究、出版、大学、印刷、行政、コンテンツ流通、図書館、新聞、放送・イベント、ミュージアム、法曹という各分野から有志が集まり、出版コンテンツの今後を考える会として「出版コンテンツ研究会」が発足。
もう一度、出版という営みの原点に立ち戻り、出版コンテンツが生き残る可能性を報告する。

出版、音楽配信、印刷、役所、ITの現場のエキスパートに出版コンテンツの現状と未来を訊くインタビュー、現状の理解を深める豊富なデータに、詳細な注釈付。

目次

第1章 出版コンテンツ研究会報告書
第2章 現状報告(「紙」にとらわれないコンテンツ;電子書籍流通の最前線;デジタル時代の印刷業の役割;コンテンツで得られる利益を再配分すべきだ;ウェブを身体で理解しろ)
第3章 出版コンテンツ研究会議事録

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

minoguchi

4
中心は第2章の「出版コンテンツをめぐる現状報告」。インタビュー形式なので読みやすいけれど、内容はかなり濃く、ページの端を折りまくってしまった。第1章の「出版コンテンツ研究会報告書」は、既にオンラインで読める http://tinyurl.com/mvs4bp けど、このレポートに至るまでの議事録(第三章)があるのは、議論の背景を理解するためにもありがたい。2009/07/19

さいのすけ

2
電子書籍は何年も前から様々なフォーマットが作られては消えていくものというイメージがある。出版コンテンツが生き残る道は何かということを、出版、音楽配信などの現場のエキスパートに語ってもらうインタビュー集。小学館の顧問に、紙の本を生み出してきたエリート意識みたいなものが垣間見えたり、自社がやり遂げたいことは、メンツを捨ててやりたいようにやらせてくれる会社から資金を出してもらうべし、とMBJ社長から教えられたり。小林弘人のインタビューが刺激的。2009/10/17

もへじ

1
面白すぎる。付箋貼りまくり。インタビュアーが意見を持って意見を持って対談に臨んでるのが良い。2009/12/01

ken

0
この話題に関心の向きならご一読を。2011/07/16

伊瀬有佐

0
ゼミ大会用2010/10/12

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