内容説明
自分に刻印をおした男、あの砂漠の王子との衝撃の再会! とつぜんアラブの王子・ナイジェルから国際会議の新プロジェクトに抜擢された芳人。芳人の脳裏によぎるのは、王子のすみれ色のひとみと灼けるような切ない想い出。官能のさなか、幸せの絶頂で去っていった恋人となんでいまさら。だが躊躇する芳人のまえにナイジェルは、自家用ジェットで現れる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
そらねこ
19
凄く面白かった♡(人´ω`*)♡アラブものはあまり読まないんですが、これは良かった!傲岸不遜な俺様アラブ王子様ですが10代の終わりに留学先で出会った恋人が忘れられない真摯で可愛い魅力的な美丈夫。強引だけどご無体は無しの上、国が違う故の考え方の違いなど文化的側面に考えさせられました。そして受けと中東の女性との交流も良かった。中東の女性が虐げられている国があるのも事実ではあるけれど、自立しながら宗教的に自戒してるものもあるなど興味深く読めました。受けの気持ちの変化も凄く良かったし納得出来た。次もあるので楽しみ2017/12/23
こたりん
7
なにをおいても佐々木さんの描くアラブであった。アラブなのに、シークなのに、ハーレムなのに、仕事してるよ。このギャップがいいけどな。もっとアリが絡んでくるかと思ったけど、ちょっと肩透かし…。そして、惜しむべきは、佐々木さんの挿絵がどこにもナイ! こと! なぜ??? えーーーっ?表紙が美しいだけに、超残念…・大人の事情ってヤツ? フツーのアラブを期待して読むとハズします。私は好きだけどね。2009/10/10
hinako
4
どんな話だったっけ?と手に取ったら最後まで読んでしまった。メーターにつけようとして、もう3回も読んでいることに知っててびっくり。やっぱり好きな話なんだなあとしみじみ思った。アラブものを期待して読むとちょっと違うんだけど、心の動きや国の文化を絡めて描いてあって、面白いなと思う本です。2014/02/08
0655
3
借本。作者が挿絵を「繊細さと鋭さを兼ね備えた端正さ」と評してたけど、内容もその通り。再会ものだけど、恋愛を主に仕事や育ちを含めた互いの立ち場や心情などが綿密に織り込まれているし、人物や背景設定に筋が通っているので読んでいて納得感と満足感がある。同じ事でも違う面から見たら異も正になるような、複雑な見方を教えてもらった感じ。ドラマティックな盛り上がりはないが、全編通してスパイシーでほろ苦い甘さが漂う。表現やエピがとてもうまくて多彩、それでいて陶酔感がないのが心地よかった。上手な書き手さんだなぁ。2014/01/12
de sang-froid
3
BL。①企画運営会社社員・芳人(後・28歳)はかつての恋人だったバルファード王国第一王子・ナイジェル(前)と会社で七年振りに再会する。鏡の守り手・アリとナイジェルとの掛け合いが良い。昔のようにナイジェルに惹かれるのを止められない芳人はナイジェルとの距離を保とうとする。割とじめじめした受でしたが、裸プールがポイント高かったので善しとします。挿絵無し。(→「熱砂の罠に囚われて」へ続く)2013/01/29




