内容説明
『臨済録』で、新たなジブンが見えてくる! 9世紀の僧、臨済の言葉は現代を見すえていた。36の言葉が教えてくれるのは「ジブン」のあるべき姿。NHK教育テレビ『こころの時代』に出演の著者が語る、本物の私を見つけるための羅針盤。
目次
第1章 「わたし」とはいったい、何か?
第2章 君の人生では、キミこそがその主である
第3章 ジブンの足で立つ喜び
第4章 権威なんて、クソ食らえ
第5章 世界が開けてくる
第6章 大きな荷物を担いで、どこへ行く
第7章 君ならできる(Yes,You Can)
第8章 SOHO禅のすすめ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コージー
40
★★☆☆☆唐の時代に生きた臨済禅師『臨済録』の自由訳による36の言葉。「ジブンを信じる」ことで、幸不幸が決まる。破天荒な生き方が新鮮に映るが、『生きてるだけでいい』というメッセージがしっかり伝わってくる。人生で迷っている方へ勇気を与えてくれる作品です。【印象的な言葉】うつ病だとか何だとか言ってるけど、みんな、ジブンを信じる力が足りないだけだ。もしキミたちが、そのままジブンを信頼できずに生きていくのなら、アタフタと周囲の状況に翻弄され、流されて生きるばかりで、少しも幸福感を手に入れることはないと断言できる。2019/01/28
酩酊石打刑
1
この著者の言っていることはよく分かるし、わたしの考えていることとも重なるので、全面的に評価となるかというと、そうはならない。この程度のことは、日常的に何かの機会に誰かに伝えればいいことであり、わざわざ本にするようなことではない。本にしてしまうと、どこか抹香臭く、説教っぽくなってしまい、啓蒙的になる。この著者の言う「タダの人」から、遠く隔たるような気がする。しかも、『臨済録』の自由訳という権威の鎧を着ながら。『〈狂い〉と信仰―狂わなければ救われない』は面白かったのだが、どうしてしまったのだろう。2013/10/05
Terukazu Ishibashi
0
この著者の言っていることはよく分かるし、わたしの考えていることとも重なるので、全面的に評価となるかというと、そうはならない。この程度のことは、日常的に何かの機会に誰かに伝えればいいことであり、わざわざ本にするようなことではない。本にしてしまうと、どこか抹香臭く、説教っぽくなってしまい、啓蒙的になる。この著者の言う「タダの人」から、遠く隔たるような気がする。しかも、『臨済録』の自由訳という権威の鎧を着ながら。『〈狂い〉と信仰―狂わなければ救われない』は面白かったのだが、どうしてしまったのだろう。2013/10/05
ミランダ
0
許す。 って事を知った気がします。
豪力春太
0
意味づけという作業を一時中断致しましょう2009/09/14
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