美空ひばりという生き方

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美空ひばりという生き方

  • 著者名:想田正
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  • 青弓社(2014/03発売)
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  • ISBN:9784787272706

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内容説明

敗戦後の混乱期に現れた天才少女は「悲しき口笛」「東京キッド」「リンゴ追分」で次々と大衆を魅了して全国を席巻した。戦後社会を体現した歌謡界の女王ひばりの生き方と歌謡研究=年代篇・ジャンル篇・作曲家篇などから現在も根強い人気を誇る人物像を描く。
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目次

まえがき

ひばり歌謡学・序説――『美空ひばり歌謡研究』(二〇〇八年、私家版)再掲

第1章 ひばりという生き方
 1 舞台人として
 2 市井人として
 3 戦時体験者として

第2章 ひばり歌謡をたどる
 1 年代別に見たひばり歌謡
 2 ジャンル別に見たひばり歌謡
 3 作曲家別に見たひばり歌謡

第3章 ひばり歌謡の周辺――大衆文化考
 1 「ひばり」の名は、いつ、どこで、誰が付けたのか
 2 ひばり歌謡は、不滅たりうるか――作り手と演じ手の相違から
 3 ジャンルとしての〈演歌〉発生考――追い詰められた歌謡界
 4 裏面文化考――レコードのB面から
 5 東洋と西洋の狭間――国民文化の樹立に向けて
 6 伝統継承の実践課題
 7 歌声は地方巡業とともに――世志凡太さんに聴く

引用・参考文献

あとがき――「美空ひばり学会」のことなど