あしたのための「銀行学」入門―貸し渋りの真実から銀行の収益モデルまで - 貸し渋りの真実から銀行の収益モデルまで

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あしたのための「銀行学」入門―貸し渋りの真実から銀行の収益モデルまで - 貸し渋りの真実から銀行の収益モデルまで

  • 著者名:大庫直樹
  • 価格 ¥750(本体¥682)
  • PHP研究所(2011/12発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569709123
  • NDC分類:338

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内容説明

「銀行の貸し渋りは問題です」と言われているが、「何が問題なのか」、「なぜ起きているのか」を理解している人はそれほど多くない。
また、「ALM収益とは何か」と聞いてすぐに答えられる人は何人いるだろうか。
経済生活を支える金融システム。
しかし、その核となる銀行について知らないことは驚くほど多い。
そのしくみを知ることは私たちの経済生活の礎となるはずだ。
あしたのための「銀行学」を学び、正しい判断力を養える一冊。
貸し渋りは本当か? 知られざる銀行の実態。

銀行は預金でも貸出でも収益をあげていない!? 知っているようで知らない銀行のしくみを丁寧に解説し、正しい判断力を養える一冊。

金融システムは私たちの経済生活を支えている。

▼しかし、その核となる「銀行」について知られていないことは驚くほど多い。



▼たとえば、

▼「銀行は預金でも貸出でも利益をあげていない」

▼「貸し渋りを受けた中小企業は4%に過ぎない」

▼「ALMという隠れた利益の源がある」

▼といったことである。



▼本書では、メガバンク誕生の歴史や預金・貸出業務の現実から始まり、

▼ALMというしくみ、金融技術、あしたの銀行像までを解説する。

▼そうした銀行に関する正確な知識は、私たちの経済生活の礎となるはずだ。



▼あしたのための「銀行学」を学び、正しい判断力を養える一冊。

●プロローグ みんな名前が変わりました 
●第1章 貸し渋りって本当ですか? 
●第2章 預金ばかり集まって困っています 
●第3章 ALM収益という魔物 
●第4章 金融技術を責めないで 
●第5章 イノベーションの乏しい世界 
●終章 あしたの「銀行」は……? 
●エピローグ 本質は21世紀の中小企業問題 
●おわりに 
●エンドロール(謝辞)

目次

プロローグ みんな名前が変わりました
第1章 貸し渋りって本当ですか?
第2章 預金ばかり集まって困っています
第3章 ALM収益という魔物
第4章 金融技術を責めないで
第5章 イノベーションの乏しい世界
第6章 あしたの「銀行」は…?
エピローグ 本質は21世紀の中小企業問題

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

6
コンサルタントの方が書かれているのである程度の限界はあるのですが、一通りの金融界の流れについての入門書的な位置づけとしてはあるのだと感じました。ただ表題と少し内容がちょっと合わないような感じもしました。2014/04/29

リョウ

4
か銀行の役割、問題点を指摘。銀行が行っていることについて感情論に走って批判するのではなく、どのようにして預金者の利益つながるのかも含むて興味深い視点から分析がなされている。もちろん銀行のことを単純に擁護するのではなく、他国の銀行と比較して新しいことへの取り組みが劣っていることを鋭く指摘している。リーマンショック後に出された本なのでずいぶん古くはなっているが、銀行のことを一般に向けて書いた良書。2014/03/25

ひびきち

2
銀行は万能の存在ではなく、金融市場の一プレーヤーに過ぎない。政府・金融庁も同じ。資金繰りさえ解決すれば、中小企業問題はうまくいくと考えている某大臣のような考え方をしている人は日本に多い(単にマスコミの勉強不足なのか)と思う。議論のたたき台として一読の価値ある本。2009/09/27

Naota_t

1
2011/11/17 2011/11/17

The pen is mightier than the sword

1
著者はかつてマッキンゼーアンドカンパニーに勤めていたコンサルタント。金融関係の経営改革に携わってきた。もともと東大理学部数学科出身卒でまさに理系出身で、この本の金融の説明は数量的なものがうまく説明されおり分かりやすかった。1552017/05/14

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