ハーレクイン・プレゼンツ 再会にときめいて 〈３〉 - Ａｎｎｉｖｅｒｓａｒｙ ｃｏｌｌｅｃｔｉｏｎ

著者名：ミシェル・リード/エマ・ダーシー

ハーレクイン（2009/06発売）

• ISBN：9784596815675
• NDC分類：933

内容説明

『復讐は愛ゆえに』―女優のジェシカは写真撮影のため、カメラマンのアレク・ステッドマンの仕事場に向かった。アレクと会ったとたん、ジェシカは圧倒された。百九十センチを超える長身と、金色に輝く不思議な目。撮影が始まるやプロとしての厳しい要求が続き、ジェシカはついに倒れてしまった…。『ファンタジー』―あまりに大きなショックを受け、イブは闇の中、ひたすらアクセルを踏み続けた。茂みを抜けると、目の前に海が開けた。車を止めた彼女はためらわず服を脱ぎ、泳ぎだしていた。ところが、ふいに脚がつって、イブの体は海中に沈んだ。意識が戻ったとき、彼女の前には男の姿があった。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[akiyuki_1717]

復讐は愛ゆえに…ヒーローが無理だった。しょっぱなの撮影時には強気でグイグイ行くタイプかと思ったら、前妻に対するチキンな態度にはウンザリだった。ヒロインが意固地になっても仕方がないと思える女々しさで、よくヒロインはあれぐらいの謝罪で許せたなぁ。と、ある意味不思議だった。義兄のおせっかいも私的には納得できなかった。ファンタジー…再読。ヒロインの傲慢さも程よい感じで、ヒーローが一貫して態度を崩さないのが良かった。ただ、中盤からヒロインがかわいそうで、もう少し甘いロマンスに仕上げて欲しかった。

2017/08/01