内容説明
アビーは姪ブリアナを連れて王家の古い別荘に身をひそめていた。王家の主治医である伯父がブリアナを皇太子の落とし子に仕立てあげ、権力を手にしようと企んでいるのを知って逃げ出してきたのだ。出産と同時に亡くなった姉に、この子を守ると約束したから。ところが、今は使われていないはずの無人の別荘に突然、王家の三兄弟の末弟プリンス・ミケイルが現れた。ハンサムなプレイボーイと評判の彼が、なぜ一人でこんなところに?アビーはうろたえた。とにかく、逃げなければ。別荘に忍び込んだ理由をプリンスに明かすわけにはいかない。今、宮殿を揺るがしている騒ぎに私が深くかかわっていることを。◆ヨーロッパの小国カルネシアの王子たちが愛を貫く姿を描く三部作。最終話の次回は第一王子デーンの物語をお届けします。お楽しみに。◆
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みろん
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亡姉の遺児を連れて逃走中の女性と、意地悪な婚約者から逃げ出したプリンスとのロマンス。勢いがあるのでそれなりに面白い話だけど、陰謀は幼稚だし、全体的に描写不足でオーバーアクションなのが残念。2009/08/25
Mari
0
★★★2009/07/28
MOMO
0
ちょっと現実認識力の甘いアビーちゃんですが、姉ちゃんとの約束を守り、病人を放っておくことのできない心優しい女性。そんな彼女が、プレイボーイとして名をはせる魅力的なミケイル君を前に心ときめかせますが、所詮はつりあわないとあきらめて・・・でも、王子は愛を貫くんです!探し出して、彼女の疑惑を晴らし、ブリアナ共々、幸せにするのよ!2009/06/25
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