内容説明
官僚出身の元首相秘書が突如失踪した。その春から運行を開始した特急「ソニックにちりん」と阿蘇の風景写真が自宅から見つかったが、彼が九州へ旅行した形跡はない。事件の可能性があると見た十津川警部と亀井刑事は現地へ飛んだ。しかし巨大な政治的圧力が捜査の前に立ちはだかり……社会派ミステリーの傑作。(講談社文庫)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひまわり
5
選挙+九州特急「ソニックにちりん」。花巻も出てきて嬉しかった。2022/04/23
エヌ氏の部屋でノックの音が・・・
5
2009年 6月12日 初版2020/02/18
みやこ
4
警察ってめんどくさいーと思いますね。管轄管轄大変だな。公務員の苦労が滲み出ております。2016/02/21
zechs
2
ちょうど九州遠征に行き、特急ソニックに乗りながら読んでました。本のタイトルの「ソニックにちりん」ではなかったけど、同じソニックの系譜の列車に乗り事件の舞台となった九州で西村ワールドを楽しんできました。十津川警部シリーズは、かれこれ20年以上読み続けているけど慣れているせいもあるが一番読みやすいですね。今回の事件は政治がらみで、捜査に苦戦する十津川警部が印象的でした。2009/11/10
たかゆじ@石原プロは永遠だ!!!
1
選挙プラスソニックレデイ。今回は十津川警部の苦労がにじみ出る感がある・・・2022/10/11