内容説明
伯爵令嬢のエレノアは物心ついたときから義兄ショーンを慕ってきた。しかし彼女が花盛りを迎える頃、彼は突然、出奔してしまった――いつか帰ると言い残して。エレノアはひたむきに待ち続けたが、彼が消息を絶って4年が過ぎ、やむなく家族の勧める縁談を受けることにした。結婚前日、迷いを振り払おうと馬で駆けていると、行く手に男が現れた。誰よりも会いたかったショーンだと気づき、エレノアは彼を抱きしめようとした。だが彼は人が変わったようにその手を拒んで言った。「明日、僕はアメリカへ発つ……もう戻らないだろう」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
choco
6
H/Hともにグダグダと思いを長セリフで吐き続けるので作家や翻訳者に失礼ながら、疲れてしまって飛ばし読み。義兄への愛に固執し続けるヒロインも若いなりの葛藤とは思うけど、くどくてどうにも共感できず。2年の投獄で壊れちゃったヒーローも、反乱前の結婚生活がよく分からないし。すっきりしなかった。2019/09/18
チョビ
1
ヒロイン・ヒーロー共に自分達中心で、ちょっとイライラ。自らの気持ちに気づいたり素直になったりするのが遅いくせに、やること(^^;)は性急というのもいけないでしょ。婚約者ピーターが可哀そうすぎる(そしていい人すぎる)。家族たち、ブローリーの優しさ暖かさに救われて読了。2013/01/02
ちゃこまま
1
ヒーローにイライラしてしまい、いまいち感情移入ができなかったです…。まあ、あれだけひどい目にあえばしょうがないかな?2009/06/27
tai tai
0
義理とは言え、兄妹として育ってきた二人の恋って何だか禁断の匂い~。他のお兄さん達もそれぞれ魅力的ですごく楽しめた。ヒーローが婚約者に直談判する場面とかカッコよかったです。2013/06/19
nayui
0
★★★☆☆