内容説明
人気絶頂のアイドル・細原(ほそはら)ゆかりから一方的に結婚宣言された小田桐茂(おだぎりしげる)。29歳の平凡なサラリーマンから一躍(いちやく)「時の人」となった彼は戸惑いながらも、徐々にゆかりの魅力に引き込まれていく。結婚式へ向けての準備が着々と進められていくなか、二人の周りで次々と事件が発生、ゆかりにも危険が迫る!はたして小田桐は彼女の身を守り華燭(かしょく)の典(てん)を挙げられるのか!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
読み人知らず
7
この話は現代アイドルにもある種通じる。時代を超えて古くない物語2017/11/03
コウ
3
後輩からの頂きもの。赤川次郎さんの作品、初めて読んだかもしれません。サクサク進む物語でした、なんだかずっと夢の中にいるような不思議な感覚で読んでました。私の苦手な「~で、ある。」の文体と、古い時代の作家さんにある、男性の使用する女性語「~かしら。」…むず痒い。有名な作家さんなので、他のメジャー作品と読み比べたいです。2016/02/17
蕭白
3
話のテンポも良く、読みやすかったです。エンディングのシーンが印象的で、ハッピーエンドの予感を持たせてくれたので読後感は良かったです。それにしても、主人公は「いい人」過ぎる。2013/06/02
つな
2
赤川次郎サスペンス劇場シリーズ?の第2作目。しがないサラリーマンが人気絶頂アイドルのハートを射止めて電撃婚約に至るが、その周囲ではやはり波紋が起きてー。 会話を中心とした描写、展開が多くてとんとん読み進められた。犯人は最初からわかっているものの、どう物語が動いていくかのハラハラを楽しめる。2019/08/16
おのひろ
2
妄想 だな2017/03/27