内容説明
従来、戦国の世に野盗の頭目として現われ、矢作川の橋上で助けた少年こそ後の秀吉であり、出世の糸口と語られることの多い蜂須賀小六(正勝)だが、実際は織田信長に繋がる武家の出であった。竹中半兵衛と共に参謀として、乱世を駆け抜けた小六の生涯を描く!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
BIN
5
豊臣秀吉の右腕となった蜂須賀小六を描いた作品。生駒家に仕えることになり、兄が婿入りして、小六は吉乃に恋慕するも織田信長に横取りされるという設定の作品。小説ではよくあることだが、秀吉の功績はほとんど小六の進言にあった的な作品です。2024/08/19
とみー
0
いただいた本ですが、面白かったです。 蜂須賀小六さんといえば、秀吉さんの上司から部下になったという誤ったイメージがあったのですが、この本を読むと、優秀な参謀だったのですね。 ほかにも蜂須賀小六さんの本があるようですので、もっと読んでみたいと思うようになりました。 それほど魅力的な武士にイメージが変わりました。2023/03/03