内容説明
領主館の主マーティが心臓発作を起こして突然の死を遂げ、継娘のジェシカは唯一の遺産継承者として葬儀に臨んだ。そこへ思いがけない弔問客、アンゲロスが訪れる。七年前ジェシカは、馬の飼育係として雇われた彼に恋をしたが、まるで相手にされず、ある夜、下着姿で彼の部屋に忍びこんだ。この件がもとで、アンゲロスはマーティに追い出されたのだった。そんないきさつの彼が、なぜ葬儀の場に現れたの？とまどうジェシカに明かされたのは、継父がギャンブルで破産し、今や遺産は借金を肩代わりしたアンゲロスのものだという事実だった。「きみが相続するものなど、ひとつもないんだ」彼は冷たく告げた。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
糸車
23
さんざん検索しても見つからず感想を書けなくてずーっと放置していたのですが、同じ作者の別の作品を検索していたら見つかりました。探していたものは見つからない。どうなっているのでしょう、この検索システム。で、このお話は昔コミックで読んでヒロインがずーっと叫んでいる印象しか残らず、小説を読んでいても絵が頭に浮かんでとてもロマンスに没頭することなど無理だと悟りました。残念です。2021/08/20
月
1
★★☆☆☆登場人物が揃いも揃って自分本位のろくでなしばっかり。その上ヒロインはプライドまで無いのかと。2013/01/23
みろん
1
若気の至りでヒーローを陥れてしまった令嬢と、そのツケを払わされた実業家とのロマンス。身勝手な奔放さでヒーローに迷惑をかけておいて謝罪もなく、辛辣な態度に刺々しい言葉を吐くヒロインがダメダメ！復讐を企むヒーローも生ぬるい…。2009/07/21
