百年のフランス詩 - ボードレールからシュルレアリスムまで

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百年のフランス詩 - ボードレールからシュルレアリスムまで

  • 著者名:山田兼士
  • 価格 ¥825(本体¥750)
  • 澪標(2009/05発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784860781439
  • NDC分類:951

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内容説明

よみがえれ、黄金詩篇たち。フランス詩の世紀 26詩人36篇の対訳。
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まふ

29
ボードレール、ロートレアモン、ランボー、ヴェルレーヌ、マラルメ、ヴァレリー、アポリネール、コクトー、ブルトン、ヴィルモラン等26名の詩人の代表詩を原文と日本語訳および解説により並べてその流れを概説した書。フランス語で理解できれば文句ないのだろうが、私は日本語訳文で理解するしかない。いつも思うことなのだが、我々日本の読者は原文を読めない限り、「意味」でしか理解できない。本来、詩とは、その詩の持つリズム、韻、等、を味わいつつ鑑賞するものなのだが、日本語訳で読む場合は、その幸福な経験を捨てざるを得ない。*2021/11/08

松本直哉

23
ガリマールの詩の叢書のような装幀が素敵。ボードレールの韻文詩を巻頭に、同じ詩人の散文詩を巻末に置く構成からは、この現代性の先駆けの詩人を座標軸にした編者の視点が明確。特に後半ではロートレアモン、プルースト、マラルメらの散文詩の粋を集める。詩の取捨選択のセンスが良い。見開きに対訳、親切な脚注、補足説明では詩に付けられた音楽や日本の近現代詩への受容と変容にも触れる。和訳の日本語は平明にして達意、原詩の音楽性を可能な限り生かそうとしていることがよくわかる。繰り返し参照するアンソロジーになりそうです。2019/12/30

織沢

6
授業で使った本。半期の授業で途中までしかやれなかったので全部読んだ。 ボードレールの「不都合なガラス売り」が一番好きだった。2018/09/30

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