内容説明
腹筋、足の裏、皮膚、耳、爪、顎…。パーツ一つひとつに耳を澄ませてみると、何かが教えてくれる、応えてくれる。大病を体験した著者が、体の部位にまつわる俗説や言い回しと、日常のトラブルを織り交ぜながら、カラダとココロの悲喜こもごもを語る異色エッセイ。文庫版あとがきにかえて、悩まされた虫垂について仇を討たず、穏やかに振り返る。
目次
口―口数の多さは父親譲り
腹筋―「腹筋」を鍛えて体づくり
足の裏―足の裏健康診断法
頭―「頭を休めること」は難しい!
皮膚―美肌づくりと環境問題の関係
骨盤―骨の歪みが健康に及ぼす度合い
唇―唇にもしのびよる老化現象
腰―家具選びで腰痛改善を
腸―胃腸の掃除、試してみれば…
髪―「髪は女の命」というけれど…〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
やどかり
22
体にまつわるエッセイ、最後は魂にまで触れられている。それぞれのパーツの岸本さんの体験も書かれているので、おもしろく読めた。特に腹筋や呼吸、免疫は興味深かった。2015/12/19
yoshi
2
初の著者本。軽い語り口の裏に一本の強い芯が見え隠れする。旅エッセイも読んでみようかな2025/09/22
mick
2
可愛い表紙とは違い、内容は医学的なことがしっかりと書かれていて、興味深く読めた。質の高い健康本。2013/01/11
hinako
2
好きな作家さんなので購入。私はこの方のお題エッセイより、日常エッセイの方が好きなのですが、普通に面白かったです。ただ、700円かー。それはちょっと高い。文庫の値段って上がってるんですかね。500円台だったら満足だったろうけど・・・。2009/06/01
Q
1
体にまつわるエッセイ。とても読みやすかったです。女目線で、共感できる部分も多かったです。2015/09/28




