戦後民主主義と少女漫画

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戦後民主主義と少女漫画

  • 著者名:飯沢耕太郎
  • 価格 ¥799(本体¥727)
  • PHP研究所(2012/03発売)
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  • ISBN:9784569705149
  • NDC分類:726.1

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内容説明

一九七〇年代から現在に至るまで、とくに“二十四年組”を中心に花開いた“少女漫画”の魅力とその高度な達成―大島弓子と萩尾望都、岡崎京子の作品を主な手がかりに、少女漫画を戦後文化論として読み解く。
ヒロインたちが抱える繊細な“怯え”は、大人の論理が強要する安易な成熟の拒否であり、無意識の抵抗だったのではないか。
今日に至るまで連綿と受け継がれてきた“震え”や“怯え”の伝達装置としての“純粋少女”たちに、高度消費社会の諸矛盾を乗りこえる可能性をみる。
巻末に「少女漫画の名作一覧」を収録。
少女漫画が当時の若者に与えた影響を考察する。

大島弓子と萩尾望都、岡崎京子……少女漫画の名作を読み解きながら、一九七〇年代から現在に至るまでの“純粋少女”の変遷をみる。

一九七〇年代から現在に至るまで、巨大な潮流をつくってきた少女漫画の歴史を、<純粋少女>をキーワードに読み解く。とくに“二十四年組”を中心に花開いた<少女漫画>の魅力とその高度な達成について――大島弓子の『バナナブレッドのプディング』、萩尾望都の『トーマの心臓』、そして岡崎京子の『ヘルタースケルター』を主な手がかりに――戦後文化論として読み解く。少女漫画のヒロインたちが抱える繊細な“怯え”は、大人の論理が強要する安易な成熟の拒否であり、無意識の抵抗だったのではないか。今日に至るまで連綿と受け継がれてきた“震え”や“怯え”の伝達装置としての<純粋少女>たちに、高度消費社会の諸矛盾を、戦後民主主義の限界を乗りこえる可能性をみる。巻末に「少女漫画の名作一覧」を収録。 

●序章 七十年代少女漫画前史 ――戦後民主主義と成熟の拒否 
●第一章 大島弓子と『バナナブレッドのプディング』 
●第二章 純粋少女とは何か? 
●第三章 萩尾望都と『トーマの心臓』 
●第四章 岡崎京子と『ヘルタースケルター』 
●終章 純粋少女と少女漫画のいま 
●[巻末付録]少女漫画の名作一覧

目次

序章 七〇年代少女漫画前史―戦後民主主義と成熟の拒否
第1章 大島弓子と『バナナブレッドのプディング』
第2章 純粋少女とは何か?
第3章 萩尾望都と『トーマの心臓』
第4章 岡崎京子と『ヘルタースケルター』
終章 純粋少女と少女漫画のいま
巻末付録 少女漫画の名作一覧

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