ハーレクイン 結ばれたパリの夜

著者名：ロビン・ドナルド【著者名】/森島小百合【翻訳者名】

ハーレクイン（2011/10発売）

• ISBN：9784596123824

内容説明

レオラは休暇で、地中海の島イリュリア公国の古い町を訪れていた。その夜、彼女は深夜になっても寝つけず、散歩をしようと宿を出た。あたりは深い静寂に包まれていた。ところが広場まで来たとき、教会の近くで怪しげに動くものが目に入った。人影だ！一瞬、小さな明かりがきらめき、男性の顔が映し出された直後、レオラは背後から男に取り押さえられ、建物に引きずりこまれた。薄暗い裸電球に、無慈悲な戦士を思わせる男の姿が浮かびあがった。男の名はプリンス・ニコ。このあたりの統治者だ。彼は謎めいた言葉を口にした。「きみは危険にさらされている。だからここに連れてきた」

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[romance_holic]

優雅な略奪者のスピンオフ。ヒロイン同士が双子の姉妹という関係です

2010/09/23

[こえん]

前作を読んだときも思ったけど、イリュリア公国関連作を全部読み返す頃合いだ…忘れ果ててる。ヒーローにとって重要な場面を見たために、保護という名の拉致軟禁にあうヒロイン…普通その状況で手を出すのはイカンとヒーローには言いたい。ラスト近くまでおバカさんだったけど最終盤が楽しかったからいいか…“魔法の絨毯”ねぇ。

2009/08/19

[みろん]

事件を目撃したファッションデザイナーと、その彼女を強制保護したプリンスとのロマンス。「プリンスと水の精」から始まったこのシリーズ。回を重ねるごとにイリュリア公国の裏設定がどんどん深くなってきたなあと実感。ロマンスはどうってことない普通なんだけど…。

2009/06/13

[erie]

庶民の双子の姉妹がプリンスの兄弟と別々に知り合って恋に落ちるって、ちょっとご都合主義がすぎるのではないだろうか

2009/05/27

[MOMO]

「優雅な・・」を挟み込むようにしてお話は進みます。だもんで、前作を読んでないとちょっと判りにくいかも・・・

2009/05/20