- ホーム
- > 電子書籍
- > 教養文庫・新書・選書
内容説明
文明ごとに違ったコインや紙幣の価値。交易から生まれた金本位制への移行。株の出現で加速した投資と投機。地球規模で連動する通貨と世界経済システムなど、今だからこそ知っておきたい「お金」が動かす世界の歴史。
目次
第1章 世界の文明とさまざまな「お金」
第2章 膨張する「お金」と投資と投機
第3章 市民革命も産業革命も「お金」で動いた
第4章 金本位制と国際通貨ゴールド
第5章 地球をめぐるドル
第6章 電子マネー・ドルと証券バブルの大崩壊
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
7
現在使われている紙幣を保証しているのは信用である.しかし,昔は信用だけではお金を鋳造することはできなかった.当時はあくまでも地金自体にも勝ち上がるものが使われていた.そのため,相場の変化によって様々な問題が生じていた.2010/07/15
BookaBoo
3
速読練習用。物々交換に代わる記号が貝だったりする時代から、現代の複雑な金融の模様までを超特急で。近代以降は、完全についていけたかというと疑問。金融は財政の知識が多少ある人にとっては当たり前のことたちなのだろうが、一般向けにはちょっと複雑。ただこの本を初めから最後まで読む過程のこの加速の感覚がそのままお金の歴史なのかもしれない。2020/09/04
こも 旧柏バカ一代
3
なんかすっ飛ばした感じが凄い。 大雑把な流れを見る上では良いのかもしれない。2019/05/28
茎沢
2
お金に関する雑学が増える本。世界史は苦手だけど、ひとつのことに焦点を当てて世界史を見るとおもしろい。2020/08/08
Ozymandias
1
広く浅く歴史の概要を捉える感じだったが、宋代に紙幣が作られてたりいろいろ知らなかったことをしれてよかった。貨幣鋳造技術や深い話を知りたい場合は、別の本読んだほうがよさそう。2018/08/25