内容説明
他の子どもに比べて、極端に落ち着きがない、言うことをなかなか聞いてくれない、ヘンなことにこだわる、しつこいぐらいに同じことをし続けるうちの子は、「発達障害」かもしれない?!今や全体の10%程度が発達障害と診断される状態です。2~3歳ごろから兆候がありますが、幼稚園や小学校に入学した頃から、徐々にわかってくるものです。ただ、軽症の場合は見過ごされていることがあります。ただのわがままな子ども、言うことを聞けない困った子どもとしてそのままにされて成長し、学校に通っている場合が少なくありません。少しでも早く気づいてサポートしてあげることによって、支障なく暮らしていくこともできるようになりますし、穏やかに過ごすことができるはずです。本書では、最近よく聞く「発達障害」って?の基本的な疑問の説明から、あらゆる発達障害の子の症例を紹介しています。不安に思うことがあれば、ぜひ本書を開いてみてください。
目次
第1章 「発達障害」とは?(発達障害ってどんな障害なのですか?;発達障害と個性の違いは何でしょうか? ほか)
第2章 発達障害の診断って、どのようにするの?(なぜ、発達障害を早い段階から見つけないといけないのでしょうか?;もしかして発達障害なのかしら、と思ったらどこに相談すればいいですか? ほか)
第3章 発達障害には、どのような症状があるの?(広汎性発達障害の子どもには、具体的にどんな症状があるのですか?;広汎性発達障害の診断基準について、教えてください。 ほか)
第4章 病院ではどんな治療をするの?(病院では、診断だけでなく治療もしてもらえるのですか?;主人があまりに子どもを叱るので、子どもも私も疲れ果てています。こんな時はどうやって乗り切ればいいのでしょうか? ほか)
第5章 こんな時はどうすればいい?(他の子に発達障害であることをどのように理解してもらえばよいのでしょうか?診断名を伝えるべきですか?;ご近所や他の保護者からあれこれ言われて、悩んでしまいます。 ほか)
感想・レビュー
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happy55703
めご
raim18
るんるん
のむ