内容説明
「わがなすことはわれのみぞしる」「なんの浮世は三文五厘よ。ぶんと屁のなるほどやってみよ」――。坂本龍馬の生涯をユニークな名言とともに紹介。時代を先取りする先見力、決断力、行動力、組織力――新しい視点で人生を切り拓くために。[内容例]自分流――とがって生きよ/知行一致――人の心はころころ変わる/死生観――自分は運が強い/ヘボクレ役人――自分大事は男ではない/ハイハイエヘン――おもしろいことを考えています/土佐の芋掘り――天の思し召しで天下を動かす/天下に事をなす――時機を見極めよ/天下をめぐる――時が来れば一挙に旗揚げすべし/大馬鹿もの――ぐずぐずしてただ日を過ごすな/父母の国は思うが――情に流されて志を失いたくない/仕禄を求めず――苦労覚悟で天下をめぐる/おかんむりのお龍――猿廻しが狸一匹ふりすてて/もし命があるなら――露の命ははかれない/世の中というもの――人間は牡蠣殻に棲んでいる
目次
自分流―とがって生きよ
決意―戦で討ち取ってくる
行動―自分のすることは自分だけが知っている
知行一致―人の心はころころ変わる
井の中の蛙―天から授かった知を開かないといけない
自立―道なき世に旅出よ
死生観―自分は運が強い
師を選ぶ―日本で一番の先生
神戸海軍操練所―海軍を学ぶ
同志と海軍に励む―蒸気船でそのうちに土佐にも参ります〔ほか〕