ハーレクイン<br> 奇跡を生んだ一日

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ハーレクイン
奇跡を生んだ一日

  • ISBN:9784596123787

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内容説明

社交界の超一流の面々が集まる華やかな慈善コンサート――。富豪ファビアンが催す一大イベントの準備を手伝うことになり、元音楽教師のローラはイタリアのトスカーナへと旅立った。名だたる歌手たちと出会える喜びを胸に準備にいそしむなか、ローラは慈善活動に力を注ぐファビアンに惹かれていく。一方、ファビアンも彼女の人柄と美しい歌声に魅了されていた。女性不信に陥りながらも、跡継ぎを欲していた彼は、苦肉の策として契約結婚をローラに持ちかける。だが、ローラは彼の申し出をはねつけた。彼は心にも体にも醜い傷を負った私をからかっているのでは?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

糸車

28
愛情どころか感情さえ否定するヒーロー。なのに実際の彼はひどく優しい人に見える。ヒロインの亡夫の横暴さに怒り、ヒロインが事故で負った傷あとに対して思いやりを見せ、もっと自分を評価すべきと叱咤激励する。感情にとらわれない結婚を提案しながらこのうえなく優しくヒロインを誘惑し誠実な恋人として振る舞う。ベタ惚れじゃないの!ヒーロー同様悲惨な結婚生活を経験していてもヒロインは愛情に対して前向き。愛し愛しあう相手と巡り合う日が来ると信じている。ひ弱に見えてなんと強いことか。印象的だった彼女の美しい歌声を聴いてみたい。2016/07/12

糸車

24
本棚整理中につき再読。以前自分が書いた感想を読んでなるほどと思う人って他にもいらっしゃるのだろうか。また読んでもいいけど、ぎちぎちの本棚を見ると"絶対置いておこう"というほどじゃないかなあと心が揺れる。さて、どうしよう。2017/05/23

たまきら

17
イタリアののどかな風景と、忙しいけれど気心が知れた人たちの日常…といった「雰囲気の出だしが、ヒロインが登場したとたんドキドキ緊張感を持ち始めて、(他の人にはばかみたいだけど恋に落ちるとこうなるよね…。)と転換にウンウンうなずきました。女子は見た目は繊細で、確かに様々なことに傷つけられてきたんですが、折れてません。しっかりしていて素敵でした。男子は彼女に圧倒されっぱなしだったかな?最後のシーンがかわいかった。2016/11/14

くまた

1
何だろう…。悪い人では無いしむしろ善人なんだろうけど、主人公が何となく頭でっかちな独善的な人に感じられてあんまり。『奇跡を生んだ一日』どの辺りが奇跡でどの1日を指すのか全く分からなかったのは私だけだろうか。2015/05/13

みろん

1
事故で顔に傷を負った未亡人と、慈善コンサートに力を入れる美術商とのロマンス。心理描写が薄いので、話にのめり込めなかったのが残念。設定も展開も悪くはないけど、全体的に設定が生きてないような…。2009/05/28

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