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内容説明
どいつもこいつもミクシィ、ブログ。インターネットは普及しすぎて、いまやバカの暇つぶし道具だ。みんなが言いたかった真実をニュースサイト編集者が大放言。ネット界大顰蹙(ひんしゅく)!?
目次
第1章 ネットのヘビーユーザーは、やっぱり「暇人」(品行方正で怒りっぽいネット住民 ネット界のセレブ「オナホ王子」 ほか)
第2章 現場で学んだ「ネットユーザーとのつきあい方」(もしもナンシー関がブログをやっていたら… 「堂本剛にお詫びしてください」 ほか)
第3章 ネットで流行るのは結局「テレビネタ」(テレビの時代は本当に終わったのか? ブログでもテレビネタは大人気 ほか)
第4章 企業はネットに期待しすぎるな(企業がネットでうまくやるための5箇条 ブロガーイベントに参加する人はロイヤルカスタマーか? ほか)
第5章 ネットはあなたの人生をなにも変えない
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
339
まぁたかがインターネットだと思って接するのが一番いいつきあい方なのかな?と思った。しかし本書はまだTwitterとかFacebookが興隆する前の2009年に書かれた1冊と思うとすごい本だと思った。基本的には人はリアルを生きているのだからネットだけで暇を潰さずリアルも充実させようと言う趣旨には納得した。2015/11/14
ミカママ
89
なんと衝撃的なタイトル。新書だけど、学者さんが書いた文章ではないのでとてもわかりやすかった。最近、自分でも時間とられすぎてるよなぁ、と十分認識している私も、自嘲気味にこの本を手に取ってみました。そうです、そうです、ほんとバカらしいです。でもほんっと便利なんですよねぇ。最終章のタイトル「ネットはあなたの人生を何も変えない」をこれからは心に銘じて、上手に付き合っていきたい、とつくづく感じました。2013/11/30
harass
63
前から気になっていた本。思い当たる節が連発して一気に読んでしまった。2009年の本ですでにこれだけ書かれていたのだと驚く。広告代理店に勤めていたこともある著者は企業側、ネットを利用したい企業の下心をよく知っていて書いている。そのおかげでただのネットへの愚痴になっていないのがよい本だ。トピックや論考も初著作のせいか非常に練られていて密度が高い。読みがいがある新書だ。書かれているネット事件簿のほとんどを思い出せる自分が哀しい。ぜひおすすめの本。2016/06/19
GAKU
53
10年程前に書かれたものなので、現在の状況とはちょっと違うのでは?と感じる箇所もあったが、「ウェブはバカと暇人のもの」という作者の主張に関しては、共感できる部分が多々あった。「ネットは居酒屋のようなもの」という作者のたとえは、非常に的を射ているとも感じた。2020/11/13
えちぜんや よーた
44
"本書では「頭の良い人」ではなく、「普通の人」「バカの人」が インターネットをどのように利用しているのか?リアルな現実を、現場の視点から描写する"(表紙裏の紹介文より)「現場の視点から描写」しているせいか、守備範囲がとても広い!・時事ネタ・芸能ネタ・スポーツネタ ・コンシューマ製品ネタ・エロネタetc etc etc etc....なおかつ、モノの見方も前からだけではなく、・「右」・「左」・「後」・「下」人間の考え方やモノの見方などは、ち~~~~っとも変わらへんと実感します。2012/08/12