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内容説明
暴走族、ツッパリ、ギャル、オラオラ系……。映画やコミックから40年間の流れを検証し、〈反学校〉と〈悪趣味〉のパワーを再評価。彼らが支持するものは、なぜ大ヒットするのか?
目次
第1章 「ヤンキー」とは誰か?
第2章 ヤンキー以前
第3章 「東京ヤンキー」の時代
第4章 暴走の季節とヤンキー
第5章 さまよう「ヤンキー的なもの」
第6章 ヤンキーとツッパリ
第7章 親衛隊文化とヤンキー
第8章 ヤンキー・メディアの隆盛
第9章 拡散するヤンキー
第10章 おわりに―格差社会の中で
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
サイバーパンツ
14
本書は80~00年代のヤンキーの変遷や出来事をまとめたヤンキー史なので、ヤンキー論的なのを期待しているのならおすすめしない。また、参考資料がいまいち信憑性に欠ける(ヤンキー自体に詳しいのはヤンキー当人だけで、当事者の発言を参考にするしかなかったりするので、仕方ない面もあるのだが……)とか、自分のゼミ生を持ち出すとか、色々と問題もあった。しかし、漫画、音楽、映画などのカルチャーや服飾文化、メディアを通してのヤンキーなど、多角的にヤンキーが変わっていく姿を描く所は面白く、ヤンキーを知る足掛りとしては良かった。2016/04/23
kenitirokikuti
6
KindleUnlimitedにて。斎藤環『世界が土曜の夜の夢なら ヤンキーと精神分析』(2012)から遡って読んだ。本書は09年刊行。現在2020年後半には『鬼滅の刃』が爆発的に流行っており、平成後期のスマフォ普及世界の大衆文化の変化を感じさせてくれる▲ケータイmobageで「アイドルマスター シンデレラガールズ」が始まったのは11年末、当時のソシャゲはヤンキー色が強かったので、デレマス初期にもそのムードがあった。てか、昔のソシャゲはアニメっぽいのは傍流だったもんな。2020/11/16
sawa
5
★★★☆☆ かの天才・ナンシー関は「日本人の5割は横浜銀蠅的なものを求めている」と言ったという。浜崎あゆみ、EXILE、木下優樹菜、幸田來未、オラオラ系、アゲハ嬢。銀蠅的なものは無くならない。面白いけど、引用が多し、とっ散らかってる印象。むしろナンシー関の銀蠅論を詳しく読みたい。(図)2011/09/25
たろーたん
2
副題に「不良文化はなぜ強い」とあるが、明確に答えを出されない。著者の書き方なのだろうが、ヤンキー的なモノを沢山取り上げて、その周りをうろうろとする書き方をする。ヤンキーとは「階層は下、男女性役割、自国的・地元志向」等と紹介してはくれ、親衛隊やツッパリ、変形学生服、横浜銀蝿、氣志團、矢沢永吉、ラップなどメイン・周縁的なものも拾ってくれる。だが、問いに答えてくれる形ではないので、読了後「で、何?」みたいになる。その後、Amazonレビューを見たが、皆私以上に酷い評価だった(笑)。2025/01/11
佐月
2
不良文化が兎に角苦手。大抵の苦手意識は無知から来ているものなので、不良文化の理解に努める為に読んだ。ツッパリ、暴走族、ヤンキー等の文化が何故芽生え、どのように発展していったのか、当時のファッションや不良向け雑誌・ラジオに投稿された生の声、流行した不良漫画を元に情報がまとまっていて、とても面白い1冊だった。そこには想像通りのことも、予想外のことも沢山あり、社会の構造や自分の認識を見つめ直す良い機会が得られたと思う。こういう本を引き続き探して読んでいきたい。2023/10/25
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