内容説明
もう一度、海軍特殊部隊SEALの現役に復帰したい。ひざに重傷を負って以来それだけを生きる望みとしていたフリスコは、回復の見込みなしという医師の宣告に愕然とした。自暴自棄になった彼は、酒に溺れる日々を送るようになる。いまは誰ともかかわりたくない――それなのに、姉に頼みこまれて5歳の姪をあずかるはめになってしまった。小さな女の子の世話など、どうすればいいんだ?途方に暮れるフリスコに手を差し伸べたのは、美しい隣人マイアだった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
矢田ふみえ
3
ひさびさに良かった。膝のけがでsealに戻れなくなって混乱しているフリスコが姪の世話をするなかでマイアやもとの友人たちにも頼ることができるようになっていった。そのへんを丁寧に書かれていた。2015/10/06
すもも
3
★★★☆☆ 心も身体も傷ついたヒーローが、教師ヒロインの包容力で癒され、立ち直っていく話。予想通り、俺なんて、どうせ…的の自虐ヒーローでした。でも、面白いんですよね!短編のためあっさりめなので星3つ。(Frisco's Kid 1997年作品)2015/01/21
ちゃろ
3
⭐⭐⭐危険を愛する男たちシリーズ第3弾。負傷して歩けなくなったヒーロー。復帰したいが不可能な現実に折り合いがつけられないヒーローの葛藤が中心。そのヒーローを助ける隣人ヒロイン。ロマンス度はちょっと低め。2014/11/24
mum0031
1
高校教師のマイアと、元SEALのフリスコ。 ウスタンジア皇太子救出作戦での負傷で、SEAL復帰が絶望となり、先が見えないフリスコ。 アルコール依存症治療の為、姉の娘を預かる事になるが、杖無しでは身動き取れず、見かねた隣のマイアが協力してくれる。 SEALが全てだったフリスコが、復帰するには、教官の道が残されていて、受け入れまでに時間がかかっていた。2018/12/20
まめもち
1
膝を負傷したフランコ×教師のマイア。 シールから外された、くさりきってるところに5歳の姪を預かるはめになる。ヒロインが親切にしてくれてるのに、シールにこだわるヒーローにイライラする。素直に1階に住めよ!安静にしなよ!と叫びたくなること数回。ヒロインの懐の深さに脱帽。2016/04/29