内容説明
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琵琶伝来の淵源はどこにあったのか。日本に伝来した琵琶は、いかに近代琵琶の形にたどり着いたのか。鶴田錦史に師事した演奏家・藤内鶴了がその謎を、琵琶の覆手(ふくじゅ)の音響計測により解き明かす。海外取材調査の記録や、師・鶴田錦史のことなど、多くのエピソードを添え、琵琶の魅力をも紹介する書。
目次
第1章 「楽」の字の文字解釈(「楽」の字について
吉川英士の「楽」 ほか)
第2章 私の西域紀行 庫車の虹-1(五絃琵琶伝来に関する諸説
アマラーヴァティー(阿馬拉維提)の欄楯彫刻 ほか)
第3章 私の西域紀行 庫車の虹-2(シルクロードと言う名称
絹の原産地 ほか)
第4章 「筑前琵琶」の呼称成立時期と金子堅太郎(筑前と言う地名
盲僧琵琶の伝来 ほか)
終章 海外取材調査十五回の軌跡



