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内容説明
生保業界の世界一高い保険料を支払っていると言われる日本。そこに風穴を開けたのがライフネット生命だ。保険料を半額にした商品を打ち出した。創業したのは60歳の著者。彼は、何を考えいかに行動したか。
目次
第1章 還暦ベンチャー発進!
第2章 戦後初の独立系生保の誕生
第3章 手づくりの生命保険会社
第4章 保険料を半額にできるか
第5章 起業の原点は日本生命での経験
第6章 直球勝負は始まったばかり
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kawai Hideki
46
ライフネット生命保険の起業物語。大手保険会社で経験を積み、教科書的な書籍を出版するも第一線を退き、ビル管理会社で働いていた筆者の元に、「保険会社を作りませんか」というVCからのお誘い。あえて保険に詳しくない若者をパートナーに事業立ち上げ。既存の保険会社大手が生み出してしまった社会的問題を解決するため、シンプルで安い保険を商品化。インターネットを通じて、オープンな仕組みで販売。自分の信念に正直に従っていると、あれよあれよと言う間に賛同者が集まり、認知度も高まっていくという成長スピードは爽快感があった。2019/06/04
ちぃ
23
ライフネット生命の出口社長が「還暦のベンチャー」でネット保険を立ち上げた時の話。きっかけから免許を取得し開業するまでを書く。ライフネット生命に乗り換えたくなった(笑)。5章の日本生命時代の話が面白かった。2018/03/14
しょうご
12
出口治明さんの本が好きで、サイン本を見かけたので購入しました。仕事は社会の役に立つこと、安心して働くための保険なのかなと思いました。2016/09/23
hwconsa1219
5
先日読んだ「戦略読書日記」において紹介されていたので読んでみました。生命保険業界では70数年ぶりの新規参入を遂げた「ライフネット生命」の社長出口治明さんによる自伝的な本です。文章からも人間性の良さがにじみ出ていまして,おそらく周りにいい人が吸い寄せられるように付いてくるんだろうなぁ。経営学の本としてもお勧めです。2016/02/29
おせきはん
4
保険料半額、保険料不払いゼロ、比較情報の自由化を目指すライフネット生命保険が設立されるまでの生命保険業界の動向と、生命保険業界での出口氏のキャリアが綴られています。業界の常識に疑問を持ち、社会の役に立つ生命保険づくりに直球勝負で挑んだ姿勢は、清々しく感じました。2016/12/11