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内容説明
胎内記憶を研究し、診療にいかす著者の周囲で起こった不思議なドラマをとおして、出生前記憶やこの世に生まれる意味などを語っていく。これから赤ちゃんを産むお母さんはもちろん、生きる意味を見失いそうになっている人たちにも読んでいただきたい1冊です。
目次
序章 胎内記憶との出会い
第1章 「笑うために生まれてきたの!」―みうちゃんの物語
第2章 「雲の上からママを選んだよ!」―多くの子どもたちの物語
第3章 「男親の役割って、なんだろう?」―お父さんたちの物語
第4章 「ぼくが赤ちゃんをつれてくるよ」―かずきくんの物語
第5章 「ぼく、がんばったでしょ!」―あさとくんの物語
第6章 「過去生のお母さんに会いたい」―あつしくんの物語
第7章 「どんなお母さんでも大好きだよ」―ある胎話士さんの物語
終章 いのちに寄りそう医療を求めて
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
織町
18
“子どもたちの話を素直に受け止めるなら、全ての命は自らの意思で両親や状況を選び、この地上に生まれてきたのです。あなたも、私もそれは同じです。”これは、正直賛否両論に分かれる本だと思う。子どもを望んで授かった方ならいいけれど、親から虐待など受けた、子どもとしての立場から読んだとき、本書は到底受け入れられないのではないかなぁ。生まれる前は天使だったという記述は感覚としては、あまりついていけなかった。胎内記憶が真実かどうかよりも、子どもがそれを話したとき、うなずいて受け止めてあげることが大事なのだと思う。2015/11/29
デビっちん
14
胎内記憶と「いのち」の不思議というテーマの本です。赤ちゃんは妊娠期間を通してずっと、母親の皮膚のわずか3センチ下にいます。周囲の声を絶えず聞いていて、言葉を覚え始めたころに胎内での記憶を語る体験談がいくつか記載されていました。さらに興味深かったのは、産まれる理由や兄弟の強い絆などが、母親の胎内に入る前に雲の上でなんらかの約束をしていることがあるようです。本書の内容をファンタジーとして受けとめるか、厳粛な事実として受けとめるかは、読む人の自由です。ただ、読んで心があたたかくなりました。2016/04/20
さっきぃ
7
泣いた。かずきくんの話、最後のお母さんの詩、もうボロボロ泣いた。子供は元気か病気か産選んで産まれてくる。その方がずっと幸せになれるからって言い切れちゃうその子がすごい。かずきくんの話はまるでファンタジー。本当に起こった話?空に還ったかずきくんと交流?すごく不思議な気分になったけれど、それが真実であると信じたい。そんな不思議で奇跡みたいな話があるって素敵だと思う。妊娠中どうだったかな、ちゃんと会話できてたかなって気になってもう一回妊娠中からやり直したくなった。命の不思議、魂の不思議。いろいろ考えさせられる。2016/07/29
Ikue M
7
著者を知ったのはまだ独身だった頃。仲良くして頂いている先輩が「胎内記憶」に興味を持っていたのがきっかけでした。印象的なのはこどもは母親を「かわいい・優しそう」で決める子と「寂しそう・助けてあげたい」で決める子とがいるという部分。空からずっと母親を見ていて今が必要と感じた時に、神様のような人にお願いして母親のお腹に送り出して貰うこと。産まれずにお空に還ってしまう命も使命を持ってやってくること。全ての命の尊さと不思議な縁に自然と温かい気持ちになり、とても癒される内容でした。今後も何度も読み返すだろう一冊です。2016/07/20
歩美
7
妊娠、出産という生命の誕生は、奇跡なんだと改めて思いました。科学的には語れない神秘的なものが沢山ある。胎内記憶って、多くの人は忘れてしまうだけで、絶対にあるとこの本を読んで思いました。所々、うるうるきた〜!2015/03/25