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内容説明
現代における「最高の働き方」とは?ベストセラー『生き方』『稲盛和夫の実学』の著者による書下ろし!「なぜ働くのか」「いかに働くのか」──混迷の時代だからこそ、あえて「労働が人生にもたらす、素晴らしい可能性」を問いかける!「人生において価値あるものを手に入れる法」、「平凡な人を非凡な人に変えるもの」、そして「成功に至るための実学」──。「本書を通じて、一人でも多くの方々が、『働く』ことの意義を深め、幸福で素晴らしい人生を送っていただくことを心から祈ります」(稲盛和夫)管理職になる人、社会に出る人、就職を目指す人、必読の書!
目次
プロローグ 幸福になる「働き方」
1章 「心を高める」ために働く―なぜ働くのか
2章 「仕事を好きになる」ように働く―いかに仕事に取り組むか
3章 「高い目標」を掲げて働く―誰にも負けない努力を重ねる
4章 今日一日を「一生懸命」に働く―継続は力なり
5章 「完璧主義」で働く―いかにいい仕事をするか
6章 「創造的」に働く―日々、創意工夫を重ねる
エピローグ 「人生・仕事の結果」=「考え方×熱意×能力」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おしゃべりメガネ
128
【追悼:稲盛和夫】稲盛さんの著書三冊目ですが、やはりスケールが大きすぎます。当たり前のコトを当たり前に言ってはいますが、なかなかそれが実は難しいと思っています。読む年代的に本書は、中間管理職世代よりも若年層向けかとは思います。しかし、20代~30代の若者達が本書を読んで果たしてどれだけココロに響いてくれるのかは、正直ちょっと難しいのかなと。しかし、本書を読んで何かしら一つでも考え方を見直してくれたら、それはそれでいいと思います。大切なのは愚直ながらも自分を信じてやりぬく、やり続けることかと思われます。2022/08/31
みゃーこ
126
現代じゃ泥臭さや非効率を嫌う時代。しかしいくら流行らない考え方とは言え、自分の製品を抱いて寝るくらい愛情を持って仕事と向き合わない限り新しいテーマ、難しいテーマに挑戦して乗り越える仕事の醍醐味は心底から味わえないと思う。閉塞感漂う現代社会で真面目な人ほど働くことの意味や本質を真剣に考えてしまう。敢えてこんな時代だからこそどうせ考えるならとことん。本書を読むことで今目の前にある仕事に全力の愛情を注ぐこと、日々の仕事への姿勢、明日への活力につながる一冊。2013/11/29
あすなろ
69
仕事を好きになり惚れること。そして、未だに稲盛氏は鏡の前て自分の顔を見ながらバカモンがと自らを叱る。そんな稲盛氏の著書。すごいなぁと問答無用で思う次第。中でも今の自分として役に立った内容は、出来ない仕事を出来るに変える・もうダメだと思った時が第2のスタート地点・完成形が思い浮かぶなら必ず成功する・創造は素人がするもので専門家がするものにあらず・頭いい人間には悲観論者多い−プロジェクトマネージャーに相応しいか否か等有益な示唆を得られた。が、まずは自分そして貴方は仕事が好きで惚れてるか?が肝要。2018/11/11
molysk
56
働くことは「万病に効く薬」である。私たちの人生は、さまざまな苦難に満ちている。しかし、「働く」こと自体に、苛酷な運命を克服し、人生を明るく希望あふれるものにする、素晴らしい力が秘められている。心を高めるために働く。仕事を好きになるように働く。高い目標を掲げて働く。今日一日を一生懸命に働く。完璧主義で働く。創造的に働く。いまの自分の仕事に、もっと前向きに、できれば無我夢中になるまで打ち込んでみる。そうすれば必ず、苦難や挫折を克服することができるばかりか、想像もしなかったような、新しい未来が開けてくるはずだ。2022/11/23
sas
43
良書。残業削減、ワークライフバランスの重視など時代が変わってきているが、働くことの考え方はやはり変わらないのではないか。「働くことが人をつくる」のは全くその通り。そのためには「愚直に、真面目に、地道に、誠実に」働くことが何より大事なのだ。平凡な人でも、高い目標を掲げ続け、その実現を思い続け、持てる力をすべて出した人が成功を掴める。ある意味当り前のことかもしれないが、それを実行できるかどうかということだろう。新しいことに挑戦するには「楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する」ことが最良の方法。2016/11/19