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内容説明
呂布、関羽、張飛など、卓越した武力と戦術で自軍を勝利に導いた武将たち。三国志の魅力は、諸葛亮や周瑜など軍師の神算鬼謀の戦術と共に、強烈な個性が火花を散らす武将らの生きざまなくして語ることはできない。本書は、空前の大ヒットを記録した映画『レッドクリフ』の監修者が、魅力あふれる武将たちを選び出し、その活躍ぶりを描いた。「洵イクらを配下に、官渡の戦いにより袁紹を破り、新しい時代を切り開いた曹操」「関羽・張飛・趙雲らを率い、裸一貫から武力でのし上がった英雄・劉備」「“飛将”と呼ばれた三国時代最強の武将・呂布」など、天下とりを目論む英傑・豪傑たちは、いかなる戦術を駆使して、戦ったのか?著者は、三国志学会の事務局長でもある三国志界のプロフェッショナル。史実を踏まえた論述によって、波乱に満ちた男たちの戦いの真実を明らかにしていく!
目次
序章 武将の条件
第1章 群雄割拠―敗れし理由はいずこ
第2章 華北を定める―曹操のもとに集いし英傑たち
第3章 漢を受け継ぐ―劉備を支えた武将たち
第4章 江東を駆け抜ける―新天地を切り開いた武将たち
第5章 物語の終焉―西晋の中国統一
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
13
三国志で活躍した英雄たちが天下統一に必要なのは、優秀な武将だけでなく、名士や儒者とのかかわりかたも大切なことがわかりました。この時代様々な名士や儒者がいました。人物評をしたり、集まってサロンのようなものを形成したり。本作品は、武将34選ということで主に武将にスポットを当てていますが、ところどころで名士や儒者がでてきており、読み応えがありました。また、西晋の中国統一など真のファンでなければ読み飛ばしてしまいそうなところもふれられているところが面白かったです。地図が作中にでていたのでイメージしやすかったです。2016/07/18
寿々喜節句
6
34選となっているが、連名があったりして実質はそれ以上だし、その人物と周辺とその死後なども書かれているから、登場人物は多い。面白い。三国志演義との比較があって知っていたことがフィクションだったのかと残念に思ったり、以外に思ったり楽しめた。2017/09/24
Ryuji
3
★★★☆☆中にはこの人は武将か?(劉禅・司馬昭・司馬炎等々)と思う人もいたし、回りの人の事ばかりが書かれて本題の人の事があまり書かれていない人もいた。三国志は大好きなのでそれなりにサクサクと読めたが・・・・。それにしても三国志は34選では全然足りないですね、取り上げて欲しい武将がまだまだ沢山いる。2014/05/27
藪田 和彦
1
非常に興味深い内容ではあるが、「軍師34選」に比べると平凡。よくある三国志本っぽい。2013/12/14
*さ
1
西晋以外はなかなか面白く読めた。演義の虚構についてふれているのがいい。特に呉の衰退や、儒教、名士との関わりが興味深かった。2012/05/22
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