内容説明
養老先生、大いに語る! 旅と脳の深い関係から虫捕りの効能まで、“養老哲学”が1分でわかる、ワンショット・エッセイ集。人はなぜ旅に出るのか、“嫌う人は嫌われる”の真実、“自分に合った仕事”など幻想である、勝ったほうが生き残るとは限らない、お金とは、所詮は脳がつくり出した約束事、“参勤交代”という業務命令復活の提案、君子“音楽”に近寄らず、“虫捕る体質の魂”百まで……など。こんな時代だから読みたい、軽妙かつ深イイ話64編。JALグループ機内誌『SKYWARD』掲載の人気連載を電子化!
目次
旅する脳(人はなぜ旅に出るのか;コーヒーにしますか、それとも紅茶に? ほか)
モノ知る脳(“嫌う人は嫌われる”の真実;記憶を勝手に脚色・編集してしまうのが脳のクセ ほか)
モノ言う脳(いいことは人に知られないようにやりなさい;“自分に合った仕事”など幻想である ほか)
楽しむ脳(好き嫌いがないのは時代のしつけ;半分だけダイエットで5キロ減量 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
れんこ
18
通勤の電車で読んだ本。すっきりした文章に“そっか”と思うことも多くまた何かの折に読めたら良いな、と思った。2016/10/30
ジュースの素
12
再読。孟司少年の生い立ちから今までが透けて見える。 小さい頃から優秀な少年だったんだなぁ。さすがです。 集中力が優れていて 静かな場所よりざわついていた方が勉強がはかどるそうで 羨ましい。小学生の頃から夢中になった虫採りが今の年齢まで続いている、つまり大好きな事が常にあるって何と幸せな事なんだろう。2018/01/27
さちめりー
11
2ページほどの短いエッセイ。これも「語りおこし」の文とのこと。アフリカ人の八頭身の身体は、暑い気候に適応するための体型であることなど、地理に関するお話は、色々なことはなるようになっているんだということがわかって、とてもおもしろい。養老先生を自分の心の師として仰いでいる。こうやってたくさんの文章を残して教えてくれている。先が見えている先生の言葉。私たちへの思いやりを感じられて、とてもありがたいし大きな愛を感じる。無重力状態で不安を感じるときも、先生の考えが重力のように地に足をつけてくれて歩いていける。2025/09/07
春
10
とても読みやすく短い記事の中に、ふと、共感する部分があったり、理想像があったり。でも、養老先生、本を読みたい量だや破って持ち歩くとか、ワイルド過ぎてびっくりした。2013/05/07
うっきー
9
JALの機内誌スカイワードの連載が本になったもの。 口述体の文章だと思ったら、実際編集者が聞き書きしたとのこと。 一昨年転勤して固定した職に就き、昨年家を買った私は、このところの忙しさで、毎年欠かさなかった家族旅行に出掛けていなかったので、旅したくなって本からスタート。 読んでから一泊旅行に出掛けました。 2018/03/05
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