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内容説明
鉄道は音に溢れている♪ 改札を抜けると構内アナウンス、電車の接近音、走行音、ドア開閉のガタガタいう音や発車メロディがサラウンドで迫ってくる。列車に乗れば、ドアの閉まるエア音にモーター音、車内アナウンス、レールのジョイント音が響く――。音楽業界随一の鉄道ファン・向谷実が、奥が深くて楽しい鉄道の音=「鉄音」の魅力を存分に語り尽くす。
目次
第1章 人生はジョイント音に乗って
第2章 アナウンス
第3章 喚呼
第4章 発車メロディ
資料1 アナウンス・喚呼集
資料2 京阪電車発車メロディ解説集
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちいくま
2
大好きな向谷さんの本。その才能を惜しみなく鉄道に注ぐのだ。資料の「発車メロディ解説集」弾きました!カシオペア時代からの向谷節全開で嬉しい。情景が浮かぶ音楽づくり、納得です。2015/02/02
double_standard
2
今月の鉄分補給。鉄道がどれだけリズムアンサンブルであるのか、また、著者自身が発車メロディー作曲の際に心がけたことなど、楽典と「鉄分」がみごとに融合した1冊。量は少ないが、「公共の場の音楽」の著作権についての記述もある。オマケのアナウンス集もおもしろい。2009/03/27
プレアデス@D.C.大好き同盟音楽担当
0
付録として、著者が作曲した京阪の発車メロディの楽譜が解説つきであるのがうれしかった。