偶然をチャンスに変える生き方

著者名：諸富祥彦

ダイヤモンド社（2009/02発売）

• ISBN：9784478004272
• NDC分類：159

内容説明

成功を収めている人は偶然の出来事をうまく味方につけている。「あれは起こるべくして起こった偶然だ」。人生の決定的な瞬間に起こった出来事を、後からそんなふうに思ったことは誰にでもあるはず。そんな人生に幸福や成功をもたらす偶然の出来事や出会いを意図的に、計画的に引き起こすための方法論。

目次

第１章　あなたは「生き方下手」になっていませんか（「生き方下手」になっていませんか　あなたの人生、輝いていますか　ほか）
第２章　偶然を味方につける生き方（Ｌｕｃｋ　ｉｓ　ｎｏ　ａｃｃｉｄｅｎｔ（幸運は偶然ではない）
「計画された偶然理論」とは？　ほか）
第３章　「心のメッセージ」に耳を傾ける（「やりたいこと」を始める勇気を持つ　「私は私、あなたはあなた」の構え　ほか）
第４章　“運命の神様”のささやきをキャッチする（ユングの考える共時性の考え方　運命の神様の声をキャッチする１　「チラチラと気になるものに注意を向ける」　ほか）
第５章　幸運を呼び込むトレーニング（幸運を自分のものにするトレーニング　偶然の力に心を開く　ほか）

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[黒頭巾ちゃん]

目標設定をして積極的に行動するのではなく、「好奇心を持って」行動をしてチャンスを受け取るのです。機会遭遇理論のクランボルツ教授は「計画された偶然」によって、チャンスや成功はもたらされるとしています。目標設定をしてしまうと、視野狭窄となりその目標以外の選択肢を捨てることとなり可能性を狭めるとしています。成功者の8割はその成功は偶然だったからです。しかし、ただ待つだけではなくて「好奇心を持って行動」「人脈、付き合いをよくする」ことでチャンスはやってきます。この世に偶然はなくすべて必然！ワークもついています

2013/12/20

[ジュリ]

気になることをやってみる、望む結果を数秒間イメージするなど、著者はバシャールとは関係ない人だと思うけれど、バシャールがいっていることと似たようなことを紹介していた。偶然と思えるようなことは、ある程度意図的に引き起こすことができる。スピリチュアルなことが心理学で証明されているような気がした。

2018/08/02

[ｍｅｙ]

「縁を大切にする」という東洋的な発想に繋がる。自分の好奇心とかワクワクを大切にすることから始まる何か。それが人生を変えることもあるんだよ…というお話。

2013/05/28

[くらら]

上司にすすめられて。 面白い考え方だとは思ったのですが、なぜか頭にあまり入ってこなかったです。

2012/06/17

[yamakumi]

「計画された偶然性理論」人生のすべての出来事には意味がある。あらゆる出来事や出会いにムダはない。もし、自分が思った道ではなくても、そこで精一杯生きる、与えられたことを一生懸命やるということだろう。人づきあい、時にはわずらわしかったりするけど、人と人との関係を大事にして行こうと思う。

2012/05/04