内容説明
19世紀、モンマルトルに花開いたカフェ、キャバレーの数々……そこに渦巻く人間模様を生き生きと再現。この一冊で、あの小説もあの絵画も、ひと味ちがった楽しみかたができる!
目次
第1章 田園風大邸宅フォリと遊園地チヴォリの時代
第2章 外郭大通りと“丘”に誕生したダンスホールの時代
第3章 第二帝政期から第三共和政初期 文学・芸術カフェ、ブラスリの時代
第4章 一八八一年以後、文芸キャバレーの黄金時代
第5章 一八八九年以後 カフェ・コンセール、ミュージックホール全盛時代
第6章 サーカス、ナイトクラブ、劇場
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きりぱい
4
モンマルトルを語るには、ポルシュロン、ランポノー、チヴォリを語る必要があり、当然フォリにも触れる必要が・・え?何のことかって?私もよく分かりません。だけれどその辺りの耳慣れない言葉が流れのある読み物となって分かりやすく読みやすい。ムーランルージュへと続く歓楽街の前史から全盛期へと、進むほどこんがらがりながらも、写真や図版には興味津々。文学作品の参照だけでなく、絵画の見方まで変わって来たり?関係ないけど、ロートレックやスタンランのポスターなど家に飾りたいぐらい!2011/01/23
takao
1
ふむ2022/04/10
をとめ
0
電子2020/09/02