ハーレクイン 孤独なバージンロード 予期せぬ結婚 ＩＩＩ

著者名：リン・グレアム【著者名】/小林町子【翻訳者名】

ハーレクイン（2011/10発売）

• ISBN：9784596932143

内容説明

昼は書店員、夜はオフィスビルの清掃人として働くエリーはある晩、立入禁止の社長室から漏れる会話を偶然耳にしてしまう。慌てて引き返そうとしたが時すでに遅く、その声の主が現れた。ディオ・アレクシアキス。情け容赦ない人物と噂される社長だ。彼はエリーを一瞥すると、彼女が産業スパイだと決めてかかった。なんという言いがかり……。半ば呆然として無実を訴える彼女に、ディオは今から発つギリシア出張にエリーも同行するよう命じた。外部と接触させないため、しばらく昼も夜も自ら監視するという。抵抗するエリーを乗せ、飛行機は無情にもアテネへと旅立った。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[きき]

酒浸りになって憔悴するまでヒーロー追い詰めるこちらのヒロイン好きです。読後がスッキリする作品は久しぶりだわ再読だけど。

2015/09/08

[矢田ふみえ]

いわゆる玉の輿婚なんだけど、知性があって、自分をもっているヒロインは、すごいよね。彼女は、本当に今後困らないだろうか。

2015/11/23

[みか]

昼は書店で、夜はオフィスの清掃人として働くエリー（ヒロイン）と、大富豪で社長のディオ（ヒーロー）。ある夜、社長室から漏れ聞こえる会話を偶然耳にしてしまったエリーは産業スパイを疑われる。無実を訴えるエリーだが、ディオはしばらくの間行動を共にして、情報を外部に漏らせないよう監視するという。エリーは２１歳という年の割には、ディオの疑いに負けず、大人の対応をしていたので面白かった。

2013/07/19

[しゅえ]

全くおもしろくなかった。登場人物全員浅はか過ぎ。タイトルも合ってない。

2018/03/04

[ちゃろ]

⭐⭐⭐再読。掃除婦とギリシャ人大富豪。傲慢なヒーロー、幼馴染の意地悪な婚約者、芯のしっかりしたヒロインが傲慢なヒーローを変えていく展開は好み。傲慢なでも実際はヒロインにメロメロで最後はとっても素直なヒーローでした。

2014/03/27