内容説明
「褒め男」にくらっときたことありますか?褒め方に下心がなく、しかし自分は特別だと錯覚させる。ついに遭遇した褒め男の言葉に私は……。著者と、ゆるゆると語り合っているうちに元気になれる、傑作エッセイ集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
眞鍋 かをり
147
角田さんの目線はやはり普通の人とちょっと違っていて、その独特の視点から繰り広げられる日常の話がとても楽しい。読んでいるとなんだかこちらに語りかけてくれているような気になって、面白くて素敵なお姉さんとお茶しているような感覚になれる一冊。2014/06/26
シャトル
64
今回の旅行のお供には?と、数ある未読の宝物から選んでバックに忍び込ませた一冊。(実はタイトルが気に入って買った本)気が短くて旅好きの著者がウェブ上で公開していたエッセイ!今、この瞬間に感じたこと思ってることを「だらだら」と会話をしている感覚で書いたそうな。帰りの車中でウトウトしながらダラダラと読むには最適な一冊だった←かなり失礼な物言いだが笑。一編数ページのたわいもない日常の話題に、彼女のユニークさ、可愛らしさが凝縮された本だと思う。良いエッセイでした! 角田光代8作品目2015/08/15
ユメ
62
全てタイトルが質問形式になった、ごく短いエッセイの折詰。私が角田さんの答えに共感するのは、彼女が「二十代の頃は〜」と回想する、まさに二十代の部分に多い。「美貌、才能、健康。どれを選ぶ?」という文章に「才能、美貌、健康の順」とあり、「全く同感!」と思った。ところが、次のページには現在の角田さんからの否定がある。物書きを続けてこられたのは才能の故ではない、と。この年月の重みに私は打たれ、若気の至り真っ只中にいる己をいたく反省し、自分の思うことを継続してゆくための健康を願うような大人になりたいと誓ったのだった。2016/01/10
ミカママ
52
読後の感想、フィクションを上手に書く作家さんは、エッセイも上手!(当たり前か、すみません) 角田さんの繊細な日常生活が伝わってくるような内容でした。2013/07/28
ニッポニア
45
角田光代のエッセイ武者修行、という気がする。というのもタイトルが全て質問である、編集者が発した問いに対して答えるエッセイなのだろうか。内容はベテランの風格に毒をまぶした随筆である。吉田修一とかと合わせもう文豪に近いのかも。以下メモ。褒め男に遭遇したことある?よっていた私は、ぽ、どころじゃない、くらっ、ときた。そして当然、、ウルトラ客観女は、淡々と部屋のありようについて述べる。無関心が個性となっているフネは、実に機械的に家事をこなす。2026/01/24
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